またの名をダメ男

関西圏の伝統的な/旬な、食とイベントを堪能しようという大義名分...だったのかどうか覚えていないが、
前回の京都に続き、今回の集いの目的地は小雨のぱらつく港町、神戸。

急な仕事で参加できなかった企画者の一押しキッシュ専門店stella maris で幕開け。
変わり種キッシュを堪能した後は、私の留学時代の笑える写真で盛り上がる。

モンタナで撮った思い出の断片を、春雨交じりの神戸で振り返ることになるとは、
10年前の私は勿論、想像だにしなかったので、人生の交わりとは不思議なものだなと
写真を面白そうに眺める面々を見てしみじみ思う。


その後、旧居留地まで足を延ばして訪れたのは、神戸らんぷミュージアム。
あかりと灯火器の歴史と浪漫を学ぼうという殊勝な心がけに、心底、感心。
中世に使用されていた行燈や灯篭の展示を見るにつけ、有史以来の人間と闇との関係に思いを馳せる。
深夜未明でも何かのぼんやりとした明るさが空を覆う大阪で暮していると、
何も見えない、暗黒めいた、真の暗闇が無性に恋しくなる時がある。
まるで闇にこそ見える世界があるかのように。


続いて訪れたKOBE とんぼ玉ミュージアムでは、ガスバーナーを使ってとんぼ玉を作る体験をする。
両手を駆使して薄っぺらいガラスの短棒を炎で丸く加工していくのだが、
かつて図画工作の成績が2だった私には難関至極でスタッフの方に手助けして頂く。
初めてガラス玉を見てガラス玉制作を仕事にすることを決めたというスタッフの言葉を噛みしめる。


とんぼ玉の完成を待って、阪神大震災の復興の象徴として建造された鉄人28号の巨大モニュメントへ。
だだっ広い開けた空間の、ショッピングモールの裏手という場所柄に違和感を感じつつ、
鉄人28号が有人ロボットだったという事実を知らなかったことに衝撃を受ける。


神戸ツアーの締めくくりは、なぜだか、ボーリング。何年ぶりなのかわからない程久しぶりだったのだが、
まあ、学生時代は130-150は常時出せていたので、それくらいはいけるでしょと思っていたのだが、
1ゲーム目のスコアはその半分に。あまりの体たらくに穴があったら入りたくなる。
2ゲーム目もさほど変わらず、気恥ずかしさから同行者達のストライクを祝いながら、
こっそり、G(ガーター)を念に込めて願う始末。
最後には、焦りから力を入れすぎて、親指の爪を追ってしまう自業自得な羽目に。


よくよく考えれば、自信満々だったとんぼ玉の出来上がりも一番センスがなかったし、
クレーンゲームでも私だけが人形をゲットできなかったし、
頼りにされていたスポーツ分野のクイズゲームも間違えてしまうし、
あまりの不甲斐なさから瀟洒な街を照らす星に自らの卑小さを呪いたくなった、春のトホホな一夜。

次回は遷都1300年の奈良へ。

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ほっと一息。このすぐ後、カフェに行ってケーキを食べた。「甘いものは別腹」ってのは多分ウソ。
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中学校時代の図画工作を思い出す。童心にかえったような楽しさ。携帯のストラップに着用ナウ。
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このポーズをして写真を撮ってもらったら呆れられる。童心にかえるのもほどほどに。
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by worthy42 | 2010-03-14 23:36 | 情熱と怠惰の断片(日記的)
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