アヒルと夜の帳

元同僚の悪友と連れ立って2軒目に立ち寄ったイタリアンバール。
周りの客ほぼすべてが馴染みのある業界人であることに気付く。

対面のカウンター客から漏れてくる程度の低い話に苦笑し、
展開される政治と権力が凝縮された醜悪な絵巻に失笑する。

「でも、嫌いじゃないねん」友人はニヤリとして呟く。


悠然と終電を見送り、大阪のリトル歌舞伎町を足を引き摺るように歩きながら、
背中にかけられる舐めつけるような退廃への誘いをやり過ごす。

家路までの閑散とした通りに立ち、ビルの煌々とした灯りを見上げる。
一筋の、春風が、ひゅうっと吹く。

It's time to move on.

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真夜中は別の顔。
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by worthy42 | 2010-03-20 08:43 | 情熱と怠惰の断片(日記的)
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