久方ぶりの読了帳(10・12~11・20)

ぼちぼち恒例の年末年始本、そして、2010年のベスト本を選定する時期。

アマゾンのポイント分で購入した本は以下の通り。

・『人類が消えた世界」(アラン・ワイズマン)

ここのところ、人類というか、生物の進化論に興味があるので(恐竜展にも行ってきた)、
今更ながら数年前のベストセラーを手に取った次第。

・『フランキー・マシーンの冬』(ドン・ウィンズロウ)

昨年、『冬の犬』で描かれた麻薬戦争を堪能したので、再び、ウィンズロウ本に期待。
とはいえ、あらすじやアマゾンの書評を読む限り、外れはなさそう。楽しみ。


そのほかに、最近、購入した本は以下の通り。

・『WHEN THE GAME WAS OURS』(Larry Bird, Earvin Magic Johnson etc)
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80年代のNBAを支え続けた両巨頭、マジック・ジョンソン(ロサンゼルス)と
ラリー・バード(ボストン)の2人が、学生時代から続いた長い苛烈なライバル関係や
現役生活について綴った共著本。

序章を読むと、人間性にも似た2人の筆致がとても興味深い。
感情を抑えたタッチで語るバードと、感情表現に富んだマジックの言葉。

(From Larry より抜粋)
We were Frazier and Ali. When I retired, people asked me about him
all the time. They'd say, "Is Magic okay? Have you seen him ?" Even more
than my own teammates. Nine times out of ten it was, "So what's Magic
doing ?"

(From Magic より抜粋)
When I go around the country, I always get a nice reception, especially in
Boston. The people tell their children, "You missed it. Larry and this guy here
put on a show. We used to hate this guy, but we respected him."

The love and respect I have for him is genuine. I've never met anyone else
like him.
That's because there's only one Larry Bird.
I'm proud to call him my friend.

今、25ページほど読み進めたところだが、互いについて語ったこの2人の言葉が、
互いが築いた関係と歩んだ道程を表わしていて、
懐かしさが胸にこみ上げてくるとともに、目頭が熱くなった。

所属した東西の伝統チーム間のライバル関係のなかでも向けられた互いへの敬意。
レブロンとウェイドにもこういう切磋琢磨する関係を構築してほしかった。

・『How Starbucks Saved My Life』(Michael Gates Gill)
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今日書店で衝動買いした一冊。
60歳代で解雇され、有能なエリートビジネスマンから文無しに転落して離婚。
すんでのところでスターバックスに拾われて人生の新しい意味を見出して・・・という、
実際にあった再生ノンフィクションもの。

ポップに惹かれたせいもあるのだが、これも最初の一文が気に入った。

This is the true, surprising story of an old white man who was kicked out
of the top of the American Establishment, by chance met a young African-
American woman from a completely different background, and came to learn
what is important in life.

実のところ、巷で話題の『これからの「正義」の話をしよう』の原書、
『Justice: What's the Right Thing to Do?』を購入しようかと思ったが、
『How Starbucks~~~』の表紙上に書かれた「The New York Times Bestseller」という
文字を見て変更。これまでの経験上、ニューヨークタイムズのベストセラーには外れはない。


それ以外に、今のところ、年末年始本用に興味のある本は以下の通り。

・『帝都物語』(荒俣宏)
・『異星人の郷』(マイクル・フリン)
・『時の地図』(フェリクス・J.パルマ)
・『地球戦線』(ジョン・リンゴー)
・『失踪家族』(リンウッド・バークレイ )
・『天空のリング』(ポール・メルコ )

文庫ばっかりなのは、本棚がこんなだから。
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各段、奥(裏)もびっしりで(雑誌は別)、すでに収まりきらない50冊ほど容量オーバー。
これ以上増やしたくはないので、今年は基本的には文庫サイズで攻める予定。

とはいえ、英語本や辞書は都度、購入しているので、
いい加減に本棚を追加しなければいけない。


<久方ぶりの読了本>
・『天才 勝新太郎』(春日太一)
評価:☆☆☆☆

人物ルポルタージュと言えば、沢木耕太郎しか頭に浮かばないのだが、
これはなかなかの力作。読ませる。

イメージに縛られていた勝新太郎の真の実像が胸に迫る。


・『語学力ゼロで8ヶ国語翻訳できるナゾ どんなビジネスもこの考え方ならうまくいく』(水野麻子)
評価:☆☆☆

方法は賛否両論あるだろうが、私がさっそく実践している技術もある。
質は厳しく問われるだろうが、その手は禁じ手と言うほどでもない。


・『ラスト・チャイルド』(ジョン・ハート)
評価:☆☆☆☆

アマゾン等で良作との評判に偽りない好作品。
主人公の少年の妹の誘拐に端を発する家族喪失物語なのだが、
妹を探し続ける少年の健気な奮闘と頑なな信念に心を揺さぶられる。


・『獣の奏者(I)闘蛇編』(上橋菜穂子)
・『獣の奏者(II)王獣編』(上橋菜穂子)
評価:☆☆☆☆☆

10歳の少女の成長物語なので、完全に兄(父)目線で読んでしまったが、
心躍る青春ストーリー(と呼ぶには過酷すぎるが)に浸ってしまった。
幅広い世代に読まれることを前提としているのか筆致もシンプルで読みやすい。
続編の(III)、(IV)、そして、外伝も読みたくなった。


<ただいま読書中>
・『反撃のレスキューミッション』(クリス・ライアン)
・『WHEN THE WAS OURS』(Larry Bird, Earvin Magic Johnson etc)
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by worthy42 | 2010-11-20 23:52 | 一冊入魂(読書記録)
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