「誰に強いられたわけでもなく、俺は自分の意志でここに残ると決めたんだ。それは一人のローマに生まれた男としての、一選手としての思いを遥かに超えた決断だったよ。そこに後悔はないさ。(中略)とにかく引退後もローマに残り続けるよ。この街のファンが俺を作ってくれた。彼らが寄せてくれた、そして今も尚も寄せ続けてくれる愛情こそが、俺には何よりも大切なんだよ。こんなにも熱い心はローマ以外の街では絶対に感じなかったはずだ。ファンの愛って、どんなタイトルの価値にも勝るものなんだぜ」
―フランチェスコ・トッティ
『Number Plus July 2007』より