馬鹿で結構

「一目惚れというのを信じるか?」私はいった。
彼女は振り返り、正面から私を見た。「馬鹿な質問ね」
「じゃあ馬鹿な返事をしてくれ」

(中略)

「一人でいるのはもういやになったの」
「じゃあ、やめればいい」
「馬鹿ね」彼女はいった。「馬鹿よ、あなた。ほんとにどうかしてるわ。あたしの人生で
不必要なものを書き出していったら、そのリストの最初と最後に
あなたの名前が絶対に入るわ」

―『死の蔵書』(ジョン・ダニング)
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by Worthy42 | 2007-11-05 00:10 | 美句妙文礼賛(魅惑の文言集)
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