That Day

楽しみにしていた本好き向けのイベント、「にのにのいちのに」を見に行く。
本好きには有名で雑誌に何度も取り上げられている貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」
7つの書店が200円の本を各200冊、計1400冊持ち寄って販売するという。

開店30分後には着いたのだけれど、思っていたより狭い店内はすでに定員オーバー。
なんとか人ごみを掻き分け、購入した戦利品は最近マイブーム再燃の開高健が2冊と、
第4回開高健ノンフィクション賞受賞作の『さよなら サイレント・ネイビー』、
それに森見登美彦の『新訳 走れメロス』の4冊(真ん中のはミニコミ誌)。

さっそく、心斎橋のカフェで『新訳 走れメロス』から読み解く。よしよし、なかなか面白いぞ。
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夜、楽しみにしていたNHKの「トップランナー」に見入る。
ゲストは日本人でもっとも好きなサッカー選手、鈴木啓太(浦和レッズ)。

中学校時代からアテネ五輪代表まで
全てのカテゴリでキャプテンを務めたのが頷けるほどの「言葉を咀嚼し伝える能力」は
日本の若手サッカー選手ではおそらく(断トツ)ナンバー1。

さらに、この選手の異色な点は、モデル顔負けの端正な顔立ちとは裏腹に、
自分がいかに下手な選手であるかを公言できるほど熟知している点。

今日の番組でも話していたが、
高校時代に自分より上手い人間が大勢いることを知り、
いかにそういった華となる選手を生かすことを考えたという。

「目立たなければ目立たない方がいい」を目標として胸に刻み、
その後のサッカー人生を黒子として過ごすことを10代で冷静に認識し、
自分の役回りを最大限、忠実に実行してきたその鉄のような意志と覚悟には感服する。

自らの身の程を嫌というほど知らされてなお、
挫けずに腐らずに諦めずに努力を続け、
一方で貢献できるトコロで貢献するべく割り切るってのは、
そうそうできることではない。

職種は違えど、身に沁みた。

もっと人間観や人生観だとか聞いてほしかったけど、
生身の鈴木選手の人間像が垣間見えてとても興味深かった。
有意義な時間だったな。

ちなみに明日のNスペ(NHKスペシャル)は『大リーグの経営』について。
日曜の夜はほとんどテレビを見ないのだが、これは見なきゃなるまい。
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by Worthy42 | 2008-02-03 00:36 | 情熱と怠惰の断片(日記的)
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