今週の読了帳(10・13~10・19)

最近、ちょこちょこと時間を見つけてはジョギングをしているのだが、
久方ぶりに大阪城公園内を走ったら全身が筋肉痛。

急勾配の坂道を歩いて上ろうと思ったら
陸上部と思われる少年たちがさっそうと駆け上がっていくのを見て
見栄を張って負けずに(ゆっくりとだが)走って坂を登ってしまった。

満足感はあったものの、代償は高くついた。
ちなみに、坂はやはり上りより下りがキツイ。

さてはて、来月上旬の予定が、予想以上に早く届きました。
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とりあえずNBA関連の記事から読み進めています。

<今週の読了帳>
・『チャイルド44(上・下)』
評価:☆☆☆☆☆

スターリン政権下の旧ソ連。
失脚した国家保安省のエリート捜査官レオは
とある児童殺害犯を追い詰めるべく奔走するが、
国家への反逆として追われてしまう。そして、突き止めた真実が明らかになって――。

スターリン独裁政治時代の市民の恐怖と、
野放しにされた連続児童殺害犯のおぞましさが実に見事にマッチしていて、
この時代特有の社会システムの無情さに魘されつつ、
読み進むにつれてグイグイと引き込まれていきました。

ちなみにモデルとなった実在した連続児童殺害犯が暗躍したのは
スターリン時代ではなく、実際には1980年代とのこと。
当時も本作中と同じ理由で野放しされたわけではないでしょうが、
それでもこんな殺人犯が悠然と凶行を重ねることが可能だった時代背景に
愕然とさせられるとともに、うすら寒い恐怖を覚えます。

作中、凄惨な描写や信じがたい事実に溢れていますが、
おそらく史実に基づいて書かれた極めて事実に近い内容のはず。
改めて戦争についてまでも考えさせられてしまう、大作です。

<Now on Reading>
・『臆病者のための株入門』(橘玲)
・『20世紀の幽霊たち』(ジョー・ヒル)
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by worthy42 | 2008-10-19 23:39 | 一冊入魂(読書記録)
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