先週と今週の読了帳(03・30~04・12)

先週とは違って、今週はほとんど読書をしていない。

仕事以外の翻訳をしたり、ドイツ語講座の予習や参考書の熟読で
読書をする時間自体が作れていないのでまあしょうがないのだけれど。

必要に駆られてゾンビ映画を3本ほど立て続けに観たのだが、
どれもこれもハズレだった。こうなると、残るは古い作品を漁るしかない、か。


<先週と今週の読了本>
・『ハサミ男』(殊能将之)
評価:☆☆☆

美少女を殺害し首元にハサミを突き刺す猟奇的連続殺人鬼。
3人目の犠牲者となるはずの少女に狙いを定めるが、
寸前に別のだれかにその少女を殺害されてしまう。
自らの犯罪と断定されて憤慨した殺人鬼はコピーキャットを追い詰める。

自殺願望のあるシリアルキラーが主人公という異色作。
自身、そして他者へと向かう攻撃性の在り方、捉え方は、出色だと思う。

・『殺戮に至る病』(安孫子武丸)
評価:☆☆

連続猟奇殺人事件が発生。
知り合いの看護婦が殺害されたことを知った元刑事の老人は
その被害者の妹と無謀にも殺人犯を罠にかけようと目論む―――。

最後の数ページまで一度読んだことがある作品だと気付かなかった。
確かに衝撃的な結末へと至るラスト十数ページまではなかなかノレなかった。
が、それ以上に気持ち悪くなるのが、殺害犯の異常行動の詳細な描写。
この手の描写は、現場検証中の刑事や解剖医の所見程度の話くらいでちょうどいい。


<ただいま読書中>
・『魍魎の箱』(京極夏彦)
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by worthy42 | 2009-04-12 12:46 | 一冊入魂(読書記録)
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