最近の読了帳(04・13~05・09)

ここ一か月ほどろくに本を読めていない。
ドイツ語講座を受講し始めた時期と合致するし、
仕事もここ数週間は多忙だったので、それもやむなし。

通勤時には主に新書を読んでいたのだが、
最近ではドイツ語の文法書に目を通しているので
こちらも一段落着くまではしょうがない。

だから、というわけでもないのだけれど、
先日久しぶりにいつもの書店に立ち寄ったら、
読んでみたい本が山ほど出てくる出てくる。

ざっと整理しただけでも、次の通り。

・『ユダヤ警官同盟(上・下)』(マイケル・シェイボン)
・『ミレニアム2 火と戯れる女(上・下)』(スティーグ・ラーソン)
・『川は静かに流れ』(ジョン・ハート)
・『大聖堂(上・下)』、『大聖堂―果てしなき世界(上・下)』(ケン・フォレット)
・『奇跡のタッチダウン(上・下)』、『無実』(ジョン・グリシャム )
・『海の底』、『空の中』(有川浩)
・『ハーモニー』(伊藤計劃)
・『男道』(清原和博)

特に、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の三冠を制した『ユダヤ警官同盟(上・下)』は
今後ろ髪をひかれる思いで必至に買うのを我慢しているところで、
おそらく今年の大傑作の一冊に違いないとますます思い込みが先走る次第。
まあ、でも帯に書かれた本好きの方々の称賛の文句を見れば
あながち的外れでもないと思うのだが。

全世界で800万部を突破して昨年話題を読んだ、
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』の続編、『ミレニアム2 火と戯れる女』も楽しみ。
こちらは年末年始本リストにもう加えてしまった。

あとは何と言っても、有川浩の『海の底』。
最近、本も映画もSFづいてきていて、そのド定番ともいえるSFクリーチャー侵略本は
まさに待ちに待った一冊なので、もう一足早いクリスマスプレゼントいった感じで興奮気味。

『ハーモニー』は『虐殺器官』で惹かれた著者、伊藤計劃の遺作。
先日30代半ばで急逝した伊藤氏が遺した渾身のSF大作ということで見逃せない。


<最近の読了本>
・『魍魎の箱』(京極夏彦)
評価:☆☆☆☆

長い。とにかく長い。京極夏彦は2冊目で前作よりは少しは慣れたと思いきや、
なかなか読むスピードは上がらなかった。
ただ、決して面白くないわけではなくて、純粋に枚数が多いせいで時間がかかるだけで、
知人曰く「癖になる」理由はよ~~~く分かった。

作中に出てくるフロイト及びその周辺の精神分析論の説明は驚くほど分かりやすく、
学生時代の専門の教授よりも明確な言葉で理路整然と語られていて、
授業のテキストでも使用したほうがいいのではと思ったほど。

・『旅する力―――深夜特急ノート』(沢木耕太郎)
評価:☆☆☆☆

沢木耕太郎の『深夜特急』を読んだ時、私は25か26歳で、
ちょうど沢木がその長い旅へと誘われたのとほぼ同じ年だったと思う。
多分、『深夜特急』を読んで我が事のように深く遠く考えを巡らせなければ
会社を辞めてドイツに行こうという決断を下せなかったので、
あの本に幾許かは背中を押されたのは間違いないし、
人生の節目の一冊といえる本であることも間違いない。

そんな本についての覚書やメモなどをまとめたのがこの一冊。
沢木が今やバックパッカーの「聖書」と化した『深夜特急』の作者というだけでなく、
政治からスポーツまで優れたルポライターであるということが実感できる一冊でもある。

<ただいま読書中>
・『狂骨の夢』(京極夏彦)
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by worthy42 | 2009-05-10 00:43 | 一冊入魂(読書記録)
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