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初顔合わせ

NBAファイナルの組み合わせが決定。

オーランド・マジック(イースト3位) VS ロサンゼルス・レイカーズ(ウェスト1位)

シーズン当初というか、プレイオフの組み合わせが決まった段階でも、
まったくの想定外の組み合わせになった。

<イースト/カンファレンス・ファイナル>
クリーブランド(2勝4敗)-③オーランド(4勝2敗)

結局、これといった対策を立てられないまま、シーズン最高勝率チームは敗退。
第6戦は怪物君、ハワードが爆発。個人的にはシャックの同時期の頃の方が
スピード以外は圧倒的に優れていたと思うのだが、40点、14リバウンドは見事。
クリーブランドはレブロンの孤軍奮闘が光っただけで、
残りのスタメンも控えも含めて、サポーティングキャストの力不足が目についた。

来季もこのメンツで大丈夫なんだろうかと思わせるほどのあっけない敗戦。
オーランド、ボストンとの三つ巴は必至なので、ほかの選手のさらなる成長がないと苦しい。


<ウェスト/カンファレンス・ファイナル>
ロサンゼルス(4勝2敗)②デンバー(2勝4敗)

2勝2敗で迎えた運命の第5戦、第1~3クォーターまでの得点は全く同じで、
同点のまま最終クォーターになだれ込んだが、序盤にレイカーズがスパーク。
結局、そのまま逃げ切ったロサンゼルスが第6戦も中盤から試合をコントロールして快勝。

デンバーは縺れに縺れた第1戦と第3戦の接戦を落としたツケを払わされた格好で、
非常に悔いが残る敗戦のはず。短期決戦では勝てる試合を落とした代償は大きい。

とはいえ、第6戦はホームで20点近くの差をつけられての完敗ながら
終了時には観衆のスタンディングオベーションで迎えられるほど
健闘が光った飛躍の一年だったことには違いなく、
来年はさらなる高みを目指そうと選手たちは心に誓ったはず。

ただ、チームに大改革をもたらしたビルアップスもそろそろ下り坂で
残された時間は少ない。来季は停滞の許されない勝負の年になる。


さて、今年のファイナルは両チームとも応援しているチームではないので、
久方ぶりにどちらにも肩入れする必要のない、緊張感のない(個人的に)シリーズになる。

とはいえ、どちらかを応援するかと問われれば、私はロサンゼルスを応援する。
先日、購入したケビン・ガーネットのDVDを観ながら思ったのだが、
ガーネットだけではなく、ビルアップスやナッシュらと同世代の人間としては、
そろそろピークを過ぎて下り坂に差し掛かる選手の側にまだ立って応援していたい。

自分のエゴのためにチームを崩壊に導いたコービのような選手は大嫌いだが、
それでも同じ世代に属する人間としてはまだ彼の活躍を目の片隅に留めておきたい。
それに、特にコービの場合、引導を渡す相手は、やはり、レブロンであるべきで、
ハワードであってはならないんじゃないか、そんな感傷的なことも考えてしまう。

優勝予想はまた今度。

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コービ VS ハワード。ハワードがシャックに思えないでもない。
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キーマッチアップ。バイナムがハワードをどれほど抑えられるか。

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by worthy42 | 2009-05-31 21:41 | バスキチ(NBA)
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