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NBA 2009-10 Season Preview 2 (Central Div.)

<イースト/セントラル・ディヴィジョン>
順位予想:
①クリーブランド・キャバリアーズ
②シカゴ・ブルズ
③デトロイト・ピストンズ
④インディアナ・ペイサーズ
⑤ミルウォーキー・バックス


クリーブランド・キャバリアーズAA+
「大量補強は効果大。シーズン+レブロン残留という2つの戦いの結末は」

セントラルでは独走。驚異的な層の厚さで、セカンドユニット5人でもニックスあたりなら勝てそう(笑)。
誰しもが予想しなかったシャックの獲得は、もちろん対ハワードを念頭に置いてのもの。
昨季はたまたま故障に泣かされずに健康だったが、今季も万全という保証はない。
が、その心意気(節操無さ過ぎて呆れるが)だけは、まあ買うとする。
攻守にしぶといA.パーカー、L.パウ(健康体の)もそこそこ重宝しそう。
来季FA権を取得するレブロンをいかにして引き留めるかがフロントの最重要課題なのは分かるが、
レブロンが他のチームメイトを成長させて優勝を勝ち取るのでなければ、その価値は半減。
ジョーダンがその苦難の道を歩んで30歳で初優勝を成し遂げたので、
レブロンにも同じ道程を辿ってその高みを目指してほしいなと個人的には思う。


シカゴ・ブルズA
「PGの層の厚さはリーグNo.1。若手有望株が揃ったチーム②」

昨季の新人王PG、ローズに、英国人エースのデン、成長株フロントラインの2人、トーマスとノア。
全員が24歳以下。順調に成長すれば、末恐ろしいチーム。SGのサーモンズもまだ29歳だしね。
J.パーゴの加入も小さくないプラス。何より、PGの控えにハインリッヒが控えているのは心強い。
本人の為を思えば、他のチームに移籍してスタメンを務めれば、18点、7アシストは稼げるのだが。
3強(ボストン、クリーブランド、オーランド)とは歴然とした差がまだあるものの、
イースト4位なら滑り込めなくはない。昨季21位だったディフェンスに磨きをかけたいところ。
若くて勢いのあるチームはえてして攻撃だけに目を向けてしまいがちだが、
守備の意識を高めることこそ強豪チームへの一里塚であると認識できるかがカギ。

デトロイト・ピストンズA-
「チーム大改造。が、それほど低迷しないと見る。」

7年連続のカンファレンス・ファイナル進出を目論んだ昨季は1回戦で全敗してあっけなく敗退。
ビルアップス、ウォーレス、マクダイスの6年前の優勝メンバーがチームを去り、
鳴り物入りで昨季加入した大物アイバーソンまでもがパッとしないまま退団。
普通ならば一気にドアマットチームへと転落しかねないところだが、そこはさすがの社長デュマース。
B.ゴードン、C.ビラヌエバと20点近く稼げそうな選手を獲得し、
脇役陣もC.ウィルコックス、C.アトキンス、B.ウォーレスと一芸職人を次々ゲット。
ブルーワーカーたちの栄光に満ちた一時代は終わり、その喪失感は小さくないが(個人的にも)、
各人が昨季のスタッツ通りの働きを見せれば、プレイオフには余裕をもって滑り込むと思う(願う)。
ただ、最も成長を期待されているR.スタッキーは、やはり2番で起用してあげたい。
今は(23歳)変に器用に複数のポジションをこなすよりは、自分のスタイルを徹底的に磨くべきだ。


インディアナ・ペイサーズC
「“ボッシュ化”するグレンジャー。救いの手は今季も見当たらず」

昨季も(というか数年前から)「孤軍奮闘」という言葉しか当てはまらないD.グレンジャー。
相棒のM.ダンリービーJrは今季も故障で年明けからの復帰。相変わらず得点源に乏しい。
M.ダニエルズ、J.ジャックといった使えるハードワーク系スイングマンを手放したが、
D.ジョーンズ、E.ワトソン、L.ヘッドという職人タイプのG/Fをまたもや獲得(笑)。
フロントの好みかと思わず訝しがってしまうが、ジョーンズはナイスな補強。
あのしぶといディフェンスは買い。できれば30分近く出場させて攻撃センスも磨かせてあげたい。
過去2年のオブライエン政権下では2年とも36勝46敗。
昨季はダンリービーを60試合欠いての成績なのでチーム力は若干アップというところか。
今季は5割復帰が目標。何としてもザルなディフェンス(リーグ26位)を改善しなければならない。


ミルウォーキー・バックスC
「怪我さえなければな、な昨季、怪我がなくてもな、な今季」

昨季、エースのM.レッドが約60試合欠場、屋台骨のセンター、ボーガットも同じく約60試合欠場。
なのに、平均得点-平均失点=-1.1(!)。なのになのに、成績は34勝48敗(!!)。
摩訶不思議なチーム、ミルウォーキーだが、今季は第2の得点源ジェファソンが移籍したので、
ただでさえ手薄な台所事情はますます苦しい。救いを求めるなら、昨季3点も改善したディフェンス。
ボーガットが完調ならもう少しは減らせそうなので、来季はディフェンス、またディフェンスの意識で。
ヤオ・ミンにマッグレイディを欠く今季のヒューストンの守備意識を見習いたいところ。
スターがいなくて得点を挙げるのが難しいなら、ディフェンスを磨くしかない。
「攻撃は才能、守備は努力(練習の賜物)」とは蓋し名言なのである。

AAA:優勝候補。
AA:対抗馬。タイトルコンテンダー。
A:プレイオフ(ほぼ)当確。
B:奇跡が起こればプレイオフ圏内。
C:奇跡が起こってもプレイオフ圏外。
D:奇跡は起こらない。

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by worthy42 | 2009-10-28 00:35 | バスキチ(NBA)
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