Before you wake up

週末の朝、借りていたDVDを返却しに、「大阪のリトル歌舞伎町」に行くと、
パチンコ屋の開店を今か今かと待ち構えている人や、
もうすでに暖簾をくぐって一杯飲り始めている人が寝ぼけ眼に飛び込んでくる。

街全体がまだ眠っていて、一日の活動を本格的に開始する前の、
こんなガサツで厭世的な光景がたまらなく好きだ。
ブランデー入りのコーヒーを胃に流し込んで
まどろみながら街並みと新聞を交互に眺めたくなる。

先日も、どんちゃん騒ぎした熊本の繁華街で、朝早く起きて、
ほとんどの店のシャッターが下りたままのアーケード街を歩いた。

吐瀉物やゴミといった活動的な夜の名残がそこかしこに見られるアーケード街で、
通りの店が、ひとつ、また、ひとつと開店していく様を眺めていると、
街の胎動を感じているようで、今日も一日生きようと精気が漲っていく気がした。

惜しむらくは、こんな光景を目の当たりにする機会というのが限られていて、
そんな稀な場合でも、十中八九、素面ではないということ。
週末の朝に寝静まった繁華街を好き好んで見に行くよりかは惰眠を貪りたい。

去年、「福岡の北新地」で10時間ほど飲み続けて朝を迎えたことがある。
おかげで滅多に見ることがない「夜の街」の朝光を拝んだのだが、
ふと気が付いたら、熊本の県境の駅まで電車を乗り過ごしていた。
何を見て、何を思ったか、記憶がまるでない。

街の胎動を感じるのも、肝臓に負担をかけるのも、ほどほどがいいということ。

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友人への土産で買った博多ぶらぶら。甘い土産はいつもこれか大原松露饅頭。
ちなみに、生菓子だったことを忘れて消費期限切れ。渡し損ねて家で処分。久々に虚しかった。
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新年恒例の手帳交換の儀。結局、オン、オフともに去年と全く同じ2冊。
これにMoleskine のミニソフトカバーで今年は過ごす。
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by worthy42 | 2010-01-11 00:12 | 情熱と怠惰の断片(日記的)
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