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カテゴリ:バスキチ(NBA)( 207 )

悪童ロッドマンの涙

ピストンズとブルズで合計5つのチャンピオンズリングを獲得した
リバウンド(+ディフェンス)の鬼、デニス・ロッドマン氏が殿堂入り。

ビル・レインビアの正統な後継者として「汚い」行為を辞さないプレイや、
オン&オフでの目を背けたくなるような問題児ぶりで悪童としてならしたマドンナの元カレ氏だが
スピーチでは最初から感謝の言葉で涙涙の連続。

壇上で見守る、先日引退したフィル・ジャクソンの心配げな表情が印象的。
この二人(+故チャック・デイリー氏)は監督と選手として固い絆で結ばれていたんだなと
改めて実感した次第。

現役時代にはまったくイメージできなかった思わぬ号泣劇に
こちらまでもらい泣きしそうになった。


特別に好きな選手ではなかったけれど、
あなたの驚愕のリバウンド技術、ディフェンス時に相手を苛立たせる卓越したマインドゲーム、そして、
恐れを知らない勇敢なハッスルプレイには、観客ならず視聴者までをも目を釘づけにする華がありました。

おめでとうございます。

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by worthy42 | 2011-08-14 12:57 | バスキチ(NBA)

Dallas Dynasty

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by worthy42 | 2011-06-16 22:51 | バスキチ(NBA)

ダラスの春

③ダラス・マーべリックス(4勝2敗) 105-95 ②マイアミ・ヒート(2勝4敗)

2000年にマーク・キューバンがオーナーに就任して11年目。
ついに、ダラス・マーべリックスが球団創設史上初の栄光を掴み取った。

勝負の節目はもちろんあるだろうし、運不運も介在する余地はあったかもしれないが、
結局は、ダラスのヘッドコーチのカーライルの一言に集約できるのではないか。
「(マイアミはいいチームだし)Their time will come, but... it's OUR time」

ダラスは優勝に相応しい素晴らしいチームでした。

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チームの完成度と優勝への意欲の勝利か。スタメンSF兼第2のスコアラー(C.バトラー)を怪我でシーズン後半から欠いていたのだが、その穴をまったく感じさせなかった。
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MVPはここ10年で欧州最高の選手、D.ノヴィツキー。今回はジョーダンを彷彿させるほどタフだった。
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シリーズ序盤は低空飛行が続いたが最終戦で爆発した稀代の6thマン、J.テリー。かつてのお調子者宇宙人、S.キャセールの得点特化型アップグレードバージョンという趣。
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就任して苦節10年。ダラスといえば、一にも二にも名物オーナー、M.キューバン。ファン顔負けのマブスへの愛情と選手への厚遇等の優勝への情熱がついに結実。これもアメリカンドリーム。試合後のインタビューでのノヴィツキーへの揺らぐことのない厚い信頼にはホロリときた。
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で、チーム創設初優勝だからシャンパンファイトはこうなる。
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苦節17年目のベテランJ.キッドと、コーチ、R.カーライルを加えたダラスの顔役5人。キッドはドラフトされたチームに戻っての栄光。カーライルは、第4戦以降、スタメンSGを思い切ってJ.J.バレアに変更して奏功。今シリーズ一番のファインプレイ。

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by worthy42 | 2011-06-13 23:51 | バスキチ(NBA)

Sweet Eight

<イースト/カンファレンス・セミファイナル>

①シカゴ・ブルズ-⑤アトランタ・ホークス

勢いはアトランタにあるが、地力はやはりシカゴ。
だが、怪我人の動向も影響してきそう。

シカゴはインサイドの得点源、C.ブーザーが故障中で、
アトランタもPGのK.ハインリッヒが怪我で、
後者はシリーズ中の出場が危ぶまれている。

アンストッパブルな今季MVP候補の大本命、D.ローズが縦横無尽にコートを走り回りそうだが、
オーランドという大きな山を越えたアトランタからは課題の淡白さが消えた感がする。

アトランタのゴール下(J.スミスとA.ホーフォード)はインディアナとは比べ物にならないほど強烈で、
アウトサイド(J.ジョンソンとJ.クロフォード)も好調を維持しているので、
アトランタの抵抗は苛烈を極めそう。

シカゴでのホーム2連戦のいずれかでアトランタが勝利を収めて
このシリーズは縺れに縺れると見る。

予想:シカゴの4勝3敗


②マイアミ・ヒート-③ボストン・セルティックス

シーズン成績はボストンの3勝1敗。しかもその1敗はシーズン最終盤のいわば調整期のもの。
ホームコートアドバンテージはマイアミにあるが、
ボストンのベテラン揃いの猛者にはそもそもホームコート云々はそこまで影響しないだろう。

ボストンはS.オニールの回復次第によっては磐石の備えを整えることができるが、
そうでない場合は控え選手のステップアップが欠かせない。
ニューヨークを屠った後の練習期間でどこまで詰めることができたか。

いずれにせよ、チームの完成度、そして、相性という点でも、まだボストンに分があり、
マイアミはまだボストンを越えることはできないと見る。

予想:ボストンの4勝2敗


<ウェスト/カンファレンス・ファイナル>
④オクラホマシティ・サンダー-⑧メンフィス・グリズリーズ

メンフィスの史上稀に見るアップセットがあったとはいえ、オクラホマの優位は揺ぎ無い。
気になるのが、サンダーの抱える二大スターの一人、R.ウェストブルックの独善的なプレイ。

このチームの主役はもちろんリーグ得点王のK.デュラントであるのだが、
勝負どころでこのポイントガードの我が強すぎるのがとても気になる。
最初から最後まで一人でボールを持ち続けては強引なシュートを打ってはずすというプレイが
デンバー戦で散々見られた。

ボールを捌くべきポイントガードがこういうプレイに終始しているようだと
メンフィスには大きなチャンスが巡ってくる。

一丸となって戦ったチームのムードは最高潮で、攻守ともにそつなく、控えも悪くない。
特に、今のZ.ランドルフはオクラホマのビッグマンでは止めようがないだろう。
これでエースのR.ゲイ(手術して今季は絶望)がいればと改めて残念に思うのだが、
今の面子でも十分に健闘するだろう。このシリーズも最初の2戦がシリーズの行方を占いそうだ。


予想:オクラホマの4勝3敗


②ロサンゼルス・レイカーズ-③ダラス・マーベリックス

ともにファーストラウンドを4勝2敗で勝ち上がった両チームの対戦。
いい加減にレイカーズという山を乗り越えたいマブスだが、果たして。

最初のアウェイでの2連戦のいずれかを制するようだと最終戦までもつれそうな気配だが、
そうでなければずるずるといつもの如く王者のプレッシャーに押し潰れそうだ。

下位チームが上位チームを倒す場合、最初の敵地で最低でも1勝は挙げなければならず、
「2連敗後に2連勝して、次の敵地での第5戦かその次の第7戦を制する」なんて展開は
滅多にあるものではないので、上位下位関係なく、プレイオフでは基本的に連敗スタートは厳しい。

今回のダラスには並々ない勝利への意欲を感じるのと、
レイカーズのシーズン中からの不甲斐なさを加味して、
今季こそはダラスが切望していた勝利を手中にするのではと見る。
ただし、第7戦まで縺れたらレイカーズを下すのは非常に困難だ。

予想:ダラスの4勝2敗

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by Worthy42 | 2011-05-01 13:16 | バスキチ(NBA)

It's not Your Time

プレイオフファーストラウンドが終了。
一番縺れそうな可能性のあったカードが早々と決着し、
一番縺れそうになかったカードでNBA史上に残る波乱が起こった。

<イースト>
①シカゴブルズ(4勝1敗)-⑧インディアナ・ペイサーズ(1勝4敗)

第4戦まで勝敗(1勝3敗)からは窺い知れないほどの善戦をしたインディアナだが、
アウェイでの第5戦ではさすがに持ちこたえることができずに大敗を喫し、
ペイサーズのプレイオフロードは終わりを迎えてしまった。

とはいえ、勝率5割にも満たないチームとしては、かなりの健闘をしたといえるだろう。


②マイアミ・ヒート(4勝1敗)⑦フィラデルフィア・76ers(1勝4敗)

フィラデルフィアもインディアナ同様、健闘したが力及ばなかった。

両チームにもいえることだが、プレイオフのような短期決戦ともなると、
勝てる試合(=終盤まで競った試合、リードをした試合)を落とすと、
その代償はとてつもなく大きい。


③ボストン・セルティックス(4勝0敗)⑥ニューヨーク・ニックス(0勝4敗)

ニューヨークはボストンでの敵地2連戦を接戦の末に落とした代償が
あとあとまで響いてしまった。

ホームでの2連戦は主力にけが人が続出したせいもあって惨敗。
最後の2試合はボストンにまったく歯が立たなかった。

ビルアップスを来季も引き止めるようで、来季こそ正念場だ。


④オーランド・マジック(2勝4敗)⑤アトランタ・ホークス(4勝2敗)

オーランドに苦杯を喫してきたアトランタがリベンジを達成。
敵地での初戦を制して以降は、ホームゲームをしっかりとものにし、
これぞアップセットのお手本というべき内容でオーランドの魔法を封じた。

逆に、敗れたオーランドは、文字通り孤軍奮闘した怪物君D.ハワードが
昨年のL.ジェームズよろしくチームを去るのではとの噂まで持ち上がっており、
今オフはヘッドコーチの交代もあわせて正念場となりそう。


<ウェスト>
①サンアントニオ・スパーズ(2勝4敗)⑧メンフィス・グリズリーズ(4勝2敗)

なんとまあ、これは滅多に見ることのできないビッグサプライズ。
2000年代最強のチームと歌われた面子がまだ残っているウェスト1位のチームが、
新フランチャイズに移転後未だプレイオフでは1勝(シリーズ勝利ではなく)も
挙げていないチームにがっぷり四つで組んで寄り切られた。

シーズン最終戦での怪我でエースのジノビリが初戦を欠場し、第2戦以降も本調子とは言えず、
いわば「怪我に負けた」感はあったが、それでもトップシードがアウェイで3戦全敗はいただけない。

今季はこれまでの「堅守」のチームカラーを一変。ベテランチームにもかかわらず、
バランスの取れた高い得点力を要に「攻撃」を打ち出したスタイルで度肝を抜き、
序盤から独走して、リーグ全体を牽引した。
だが、屋台骨のT.ダンカンの怪我もあって終盤に大失速。ウェスト一位の座は何とか確保したが、
リーグ首位の座はシカゴに奪われ、怪我人が復調しないままプレイオフに突入してしまった。

1勝3敗とがけっぷちに追い詰められた第5戦のホームでも終始リードを許し、
残り数秒でのジノビリとG.ニールの奇跡的な連続3ポイントがなければ、
そのままホームで終戦を迎えていた。

昨季の対フェニックスでの無様な敗戦といい、
ゼロ年代を席巻したサンアントニオの、そして、コーチ、G.ポポビッチの神通力は、
もはや消えつつあると言う認識を新たにしたシリーズだった。


②ロサンゼルス・レイカーズ(4勝2敗)⑦ニューオリンズ・ホーネッツ(2勝4敗)

前回、調子を取り戻したロサンゼルスの圧倒的な強さを見て、
ニューオリンズのアップセットの芽は摘まれてしまったと書いたが、
C.ポールを筆頭にホーネッツは粘り強い戦いぶりを展開し、
終始緊迫した試合だった第4戦を見事ものにする意地を見せた。

が、ここからレイカーズが本領を発揮し、第5、6戦を完勝。
ニューオリンズは長い夏休みに突入した。

惜しむらくは、怪我でスーツ姿だったポイントゲッターのD.ウェストがいれば、
また一味違った展開を見せていたかもしれない。


③ダラス・マーべリックス(2勝2敗)⑥ポートランド・トレイルブレイザーズ(2勝2敗)

ともにホームで連勝して迎えた運命の第5戦をものにしたダラスが
続くアウェイでの第6戦も制してポートランドに引導を渡した。

ポートランドは長らく欠場していたエースのB.ロイが第4戦で手術後ベストのパフォーマンスを見せ、
今季ロイの欠場中に完全に一皮向けたL.オードリッチもシーズンを通して安定した働きを見せた。
2月にチームに加わったG.ウォーレスも来季は今以上にフィットしてくると思われるので、
来季は落日のサンアントニオを抜いてトップ4を伺う勢いで、楽しみなシーズンとなりそう。


④オクラホマシティ・サンダー(4勝1敗)―⑤デンバー・ナゲッツ(1勝4敗)

今季カーメロとビルアップスを放出するという荒療治に打って出たデンバーは、
トレード後に大躍進して、二人の抜けた穴を感じさせなかった・・・プレイオフまでは。

オクラホマとのシリーズは全試合競った試合内容だったのだが、
肝心なところで攻守ともにオクラホマのスターに圧倒されてしまった。

戦力的にはバランスも取れていて悪くないチームだと思うが、
スター(カーメロ)や勝負強くてリーダーシップを取れる選手(ビルアップス)がいない。

荒くれ者の気分屋ばかりで、ここぞというときに安定した働きをしてくれる選手となると・・・
という解答を来季見つけ出せるのかがカギとなる。


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by Worthy42 | 2011-05-01 12:34 | バスキチ(NBA)

Wild Wild West

<イースト>
①シカゴブルズ(3勝1敗)-⑧インディアナ・ペイサーズ(1勝3敗)

今プレイオフに出場した16チームの中で最低勝率のインディアナが
最高勝率のシカゴに誰も予想し得なかったほどに大善戦している。

1勝3敗とすでに崖っぷちに追い込まれてはいるものの、
敗れた3度の試合はいずれも最終1分までもつれる熱戦続きで
(99-106、90-96、84-88、いずれの試合も終盤までリードしていた)、
特に第1戦はインディアナが勝っていてもおかしくない試合だったし、
むしろ、試合展開から言えば、インディアナが勝って当然の試合だった。

逆にいえば、予想外の苦戦を強いられながらも土俵際でうっちゃった
シカゴの地力が遺憾なく発揮されているシリーズとも言える。

シカゴに戻る第5戦、インディアナが過去の4戦と同じような健闘を見せれば、
とても締まった素晴らしいシリーズになると思う。第6戦に行けばなおさら、だが。


②マイアミ・ヒート(3勝0敗)-⑦フィラデルフィア・76ers(0勝3敗)

フィラデルフィアも大敗したアウェイでの第2戦を除けば、
ここまでまずまずの健闘を見せている。

惜しむらくは、完全に優位だった初戦を落としたこと。
シカゴと異なり、まだムラがあるマイアミにつけ込む隙があるとすれば
第一戦だっただけに、勝てる試合をみすみす逃してしまった代償は大きい。

とはいえ、ホームでの第3戦は初戦と同じくらい堅い試合をしており、
第4戦のホームをしっかりとものにしてシリーズ初勝利を上げれば、
第5戦以降にわずかな希望が生まれるのだが、はたして。


③ボストン・セルティックス(3勝0敗)-⑥ニューヨーク・ニックス(0勝3敗)

シリーズ開幕前にはオーランド(第4シード)対アトランタ(第5シード)の対戦よりも
アップセットが生じる可能性があるのではと一部囁かれたシリーズは、
ある意味、予想通りの、ある意味、波乱万丈な展開となっている。

ニューヨークはボストンでの2連戦、快調な出足を見せ、終始リードしながらも
2試合とも残り数十秒で経験豊富なボストンの老獪さの前に敗れてしまう。

さらに、優勝経験を持つフロアリーダーC.ビルアップスと
エースのA.スタウドマイヤーの2人が怪我で斃れ、前者は残り試合の出場が絶望的。
後者は雪辱を期した第3戦の地元でのシリーズ開幕戦で怪我の影響から不調に終わり、
チーム自体もシーズン中からの課題だったディフェンスが崩壊して
(P.ピアースとR.アレンの2人に70点を許した)、20点近い大差で惨敗を喫した。

第4戦のスタウドマイヤーの出場は依然として危ぶまれており、
久々のニューヨークのプレイオフはもはや死に体、風前の灯だ。


④オーランド(1勝2敗)-⑤アトランタ・ホークス(2勝1敗)

ここ数年のプレイオフで、オーランドの前に辛酸を舐めていたアトランタが
ホームコートアドバンテージを奪ってシリーズに王手を掛けようと快走している。

怪物君D.ハワードにはインサイドで蹂躙されているものの(初戦から46点、33点、21点)、
他のメンバーの活躍を許さず、粘り勝っている。

第3戦では控えのZ.パチュリアがオーランドの先発SG、J.リチャードソンと乱闘で
ともに第4戦の出場停止処分を受けた。

今シリーズまったく当たっていないとはいえスタメンのリチャードソンと
控えセンターで出場時間が十数分程度のパチュリア一人とでは
やはりオーランドの方がはるかに痛手を被るはずで、
その意味では、マインドゲームでリチャードソンを「仕留めた」パチュリアの功績は大きい。

逆に、このピンチにJ.J.レディックやH.ターコグルーらが発奮して第4戦を制するようだと、
シリーズの趨勢は一気にオーランドへと傾きそうだ。



<ウェスト>
①サンアントニオ・スパーズ(1勝2敗)-⑧メンフィス・グリズリーズ(2勝1敗)

今プレイオフでもっとも波乱の匂いを漂わせるシリーズ。

シーズン最終戦での怪我でエースのジノビリを欠いたシリーズ開幕戦、
トップシードのサンアントニオがまさかの敗戦を喫した。

続く第2戦こそジノビリを復帰させて何とか勝利をもぎ取ったものの、
第3戦は地元に凱旋したメンフィスが最終盤にスパーズを振り切って
チーム移転後、プレイオフでホーム初勝利を挙げた。

全試合6点差以内の大接戦だが、次の一戦をメンフィスが制して王手を掛けると、
歴戦の猛者ぞろいのサンアントニオでも盛り返すのは非常に苦しい。

第8シードが第1シードを破るという過去に数例しかないアップセットが生まれるかどうか、
次のメンフィスの第4戦が命運を握る大きなカギとなる。


②ロサンゼルス・レイカーズ(2勝1敗)-⑦ニューオリンズ・ホーネッツ(1勝2敗)

ロサンゼルスでの初戦をニューオリンズが制した際には波乱の予感さえしたシリーズだが、
続く第2、3戦をロサンゼルスが盤石な試合運びで勝利し、ホームコートアドバンテージを再奪取。
波乱の息吹はかき消されてしまったように見える。

ホーネッツのエース、C.ポールは厳しくマークに遭いながらも活躍を見せているが、
2戦目以降、チーム全体の得点が伸びない。
さらに、レイカーズが王者らしく王道のバスケット=インサイド勝負を展開し、
バイナム、ガソルの2人のビッグマンがゴール下を完全に制圧している。

ポールという試合をコントロールできる傑出したポイントガードがいるが
上背のない選手が多いため、ニューオリンズはインサイド勝負では苦戦は必至。
何らかの新しい策を打ち出さない限り、この事態は打開できそうにない。

相手は2連覇中の王者なので早め早めに手を打って、
これまで経験したことのない事態でまごつかせて、動揺をさせたいところ。


③ダラス・マーべリックス(2勝2敗)-⑥ポートランド・トレイルブレイザーズ(2勝2敗)

ダラスがホームで2連勝した際にはスイープ(4連勝)もあり得ると予想したし、
第4戦で最大で23点をリードした時点ではダラスのシリーズ突破を確信していた。

だが、第4戦第4クォーターでのポートランドのエース、B.ロイの驚異的な活躍(18点)で
ポートランドがまさかまさかの逆転勝利を収めるとシリーズの行方は混沌としてきた。

長引く怪我でシーズンの半分を棒に振ったエースの印象深い復活劇で
俄然、風向きはポートランドに変わった。

ダラスが次戦(ホーム)を落とすと、さすがに今のポートランドの勢いを削ぐのは難しい。
ダラスにとっては第5戦はシリーズ最終戦と同じ意味合いを持つ決死の一戦となる。


④オクラホマシティ・サンダー(3勝0敗)―⑤デンバー・ナゲッツ(0勝3敗)

今プレイオフでもっとも縺れたシリーズになると予想したが、
ここまでオクラホマの3戦全勝と予想外のワンサイドな展開。

初戦と第3戦は終盤までどちらかに転ぶかわからない試合だったが、
それでも終わってみればオクラホマの強さを際立たせるものでしかなかった。

過去のNBAプレイオフ史上、0勝3敗からカムバックした例は一度もなく、
歴史はオクラホマのシリーズ勝利を後押ししている。

精神的にムラのある選手が多いデンバーの無法者集団がどれだけまとまれるか。
シリーズ逆転は難しいが、来年以降のチーム構成の試金石となる戦いであり、
地元で無様な終わり方はできないので、荒くれ者なりの最期の激しい抵抗を期待したい。

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by worthy42 | 2011-04-24 16:45 | バスキチ(NBA)

Win or Go Home

最後にNBAについてアップしたのは3月5日。

それからひと月の間にリーグの勢力図は予想以上に変化し、
明日からプレイオフが始まる。

<イースト>
①シカゴ・ブルズ(62勝20敗) VS ⑧インディアナ・ペイサーズ(37勝45敗)


シーズン中盤からリーグを独走していたサンアントニオの不調に反比例するかのように、
急上昇してきたシカゴが、マイケル・ジョーダン在籍時以来のリーグ一位を奪取。
9連勝でシーズンを終え、主要な怪我人も特になく、万全。

低レベルの東地区に助けられたインディアナは久々のプレイオフ出場だが、
リーグ一位の守備力を誇るブルズの前には歯が立たないだろう。

予想:シカゴの4勝0敗


②マイアミ・ヒート(58勝24敗) VS ⑦フィラデルフィア・76ers(41勝41敗)

最後の最後にボストンをうっちゃって2位に滑り込んだマイアミは
ようやくチームとして歯車が噛みあいだした。シカゴと同じく終盤に調子を上げ、
最後の10試合は8勝2敗。

対するフィラデルフィアは期待の若手らが躍進を見せているが、
今季のマイアミ戦は3戦全敗と相性は悪い。苦戦は必至か。

予想:マイアミの4勝2敗


③ボストン・セルティックス(56勝26敗) VS ⑥ニューヨーク・ニックス(42勝40敗)

シーズン半ばにして大きなトレードを敢行したチーム同士の組み合わせ。
ボストンはトレード以降、ケガ人続出もあって、例年のようにペースダウン(15勝12敗)。
序盤から死守していた一位の座どころか、2位の座まで奪われた。
と言っても、このベテラン揃いのチームにホームコートアドバンテージは
たいした意味を持たないのもまた真なのだが。

ボストンよりも大改革を断行したニューヨークは、トレード後負け越しが続くなど、
終盤までもたつくも、なんとか7連勝を達成し、久々のプレイオフの座を勝ち取った。
カーメロにアマレ、ビルアップスと、名前と経験ではボストンのBig4にも劣らないが、
チームとしての完成度と層の厚さと相性(今季ボストンに4戦全敗)で大きく下回る。

予想:ボストンの4勝1敗


④オーランド・マジック(52勝30敗) VS アトランタ・マジック(44勝38敗)

今季は今ひとつ波に乗れなかったチーム同士の対戦。

オーランドはターコグルーを呼び戻した効果が期待ほどではなかった。
怪物君ハワードには問題ないが、昨季と比べて起爆剤と安定剤の双方に欠ける印象が。

もっと小粒になってしまった感が強いのがアトランタ。
ここ数年死守してきたホームコートアドバンテージ(4位)の座を失ってしまった。
M.ビビーからC.ハインリックへとPGを変えた効果も見られない。

予想:オーランドの4勝2敗


<ウェスト>
①サンアントニオ・スパーズ(61勝21敗) VS メンフィス・グリズリーズ(46勝36敗)

最終週まで長らくリーグ首位の座を保っていたサンアントニオは終盤に絶不調に陥り、
最後の試合で敗れ、プレイオフを通してのホームコートアドバンテージを逃してしまった。
さらにその試合でエースのM.ジノビリが右腕を怪我。第一戦の出場は疑問視されており、
半年間もの間リーグを独走したチームには今暗雲が立ち込めている。

一方、健闘を見せてプレイオフに滑り込んだメンフィスは明るい。
T.アレンとシーズン中に獲得したS.バティエら新戦力がチームに見事フィット。
おまけに今季、対サンアントニオには2勝2敗の五分。
意外や意外、この勝負はもつれるのではと見ている。

予想:サンアントニオの4勝3敗


②ロサンゼルス・レイカーズ(57勝25敗) VS ニューオリンズ・ホーネッツ(46勝36敗)

シーズン最終盤に6連敗を喫して4位に落ちる危険性があった現王者だが、
最後の2試合を何とかしのぎ切り、2位の座を死守したが、
最終戦でセンターのA.バイナムを怪我で失った。
その重症度によっては、プレイオフレースの行方は大きく変わる。

グリズリーズを振り切って7位の座を守ったホーネッツだが見通しは限りなく暗い。
レイカーズへの相性の悪さ(今季4戦全敗)もあるが、何よりも痛いのが
リーディングスコアラー、D.ウェストの怪我による戦線離脱。
ロサンゼルスが本調子ではないとはいえ、ニューオリンズには荷が重い。

予想:ロサンゼルスの4勝1敗


③ダラス・マーべリックス(57勝25敗) VS ポートランドトレイルブレイザーズ(48勝34敗)

レイカーズと勝率は同じながら、カンファレンス成績で惜しくも2位の座を譲ったダラスは、
シーズン中盤から怪我で戦線離脱中のC.バトラーが復帰できるかどうかがカギ。
復帰できれば大きなプラスだが、はたして。

ポートランドはセンター陣の大半を怪我で失いながらのプレイオフ出場。
シーズン中のトレードと、コーチの手腕によって救われた。
ダラスとの対戦成績は2勝2敗と悪くないだけに、ひと泡吹かせることもあり得る。

予想:ダラスの4勝2敗


④オクラホマ・シティ・サンダー(55勝27敗) VS デンバー・ナゲッツ(50勝32敗)

今プレイオフのファーストラウンドでもっとも豪華な対戦カード。
しり上がりに調子を上げてきたオクラホマは、
グリーンを見限ってパーキンスを獲った意味を見出せるか。
ツボにはまれば王者を食うくらいの強さはある。

一方のデンバーは、カーメロをトレードして以来絶好調。
カーメロの移籍先のニューヨークが苦戦するのをしり目に、
トレードでやってきたメンバーが日に日に活躍。間違いなく戦力はアップした。
オクラホマの機動力についていけるかが明暗を分けそう。

予想:オクラホマの4勝3敗

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by worthy42 | 2011-04-16 23:53 | バスキチ(NBA)

Brilliant Green

オールスターも終了してシーズン終盤に突入するなか、
トレードデッドライン(2月28日)を迎えたのだが、
これがまた近年稀に見るドタバタ劇のオンパレードだった。


D.ウィリアムズ(ユタ→ニュージャージー) 
⇔D.ハリスら(ニュージャージー→ユタ)


ことの発端は、10日のユタのコーチ、J.スローンの辞任劇だった。
同一チームでの連続コーチ年数がアメリカ四大スポーツ史上最長の23年に及ぶ
この大物コーチ(68歳)が、突然、大粒の涙をこぼしながら辞任会見を行った。
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突然の辞任の原因は、エースPG、D.ウィリアムズとの確執ではと噂され、
スローンの教え子の元選手に批判されたウィリアムズがそれに応戦するなど、
騒動が広がるにつれ、チームの成績も低迷(辞任後、チームの成績は1勝7敗)。

フロントは、その2週間後に、このリーグNo.1 ポイントガードを放出した。

結局、昨年までの主軸2人、ウィリアムズ、C.ブーザー(オフにシカゴに移籍)に加え、
チームの顔だった名物ベテランコーチまで失ってしまったユタは凋落一途。
輝かしい未来は藻屑と消え、今季はプレイオフからも漏れそうだ。


とはいえ、トレードデッドラインまでNBAを席巻していた話題は、
スーパースター、カーメロ・アンソニー(デンバー)のトレード先。

シーズン序盤からデンバーからの移籍を志願していたカーメロの一連のトレード騒ぎは、
「メロドラマ(Melo-Drama)」と呼ばれるほど取りざたされた。
それというのも、移籍先の最有力候補が、ビッグ・アップル、ニューヨークだったから。

オフにフェニックスからA.スタウドマイヤーを獲得し、ようやくある程度のメンバーが揃い、
長年の低迷期を脱しつつあるなか、主力を放出してまでカーメロを獲得すべきか否か、
どんな判断を下すのか注目されたが、結局、好調なチームにメスを入れる道を選んだ。

C.アンソニー、C.ビルアップスら5人(デンバー→ニューヨーク)
⇔W.チャンドラー、D.ガリナリ、R.フェルトンら4人(ニューヨーク→デンバー)
⇔他、ミネソタに(から)選手を放出(獲得)


主力クラスを3人も放出して選手層は薄くなったが、NYとしては、
アンソニーはもちろんだが、PGのビルアップスの獲得が鍵だったように思える。

新生ニックスがマイアミをアウェイで撃破した一戦を見ていて、アンソニーではなく、
ビルアップスさえいれば、従来のメンバーでも勝てたのではという気さえする。
デトロイトを7季連続カンファレンスファイナル(うち一度は優勝+MVP)に導き、
デンバーに移籍後、燻っていたデンバー(+カーメロ)を一躍強豪に仕立てたのは、
よくよく考えれば、ほかならぬビルアップスだった。

選手層の薄さやケミストリーの成熟度は如何ともしがたいが、
ビルアップス、カーメロ、スタウドマイヤーの三本の柱を手にしたNYは、
タイトルコンテンダーに名乗りを上げた。


一方、意外性という点で、リーグにサプライズをもたらしたのは、
イーストの王者、ボストン・セルティックスのまさかのロースター大改造。

J.グリーン、N.クリステッチ(オクラホマ→ボストン)
⇔K.パーキンス、N.ロビンソン(ボストン→オクラホマ)

獲得(T.マーフィー、S.パブロビッチ)
放出(M.ダニエルズ→サクラメント、L.ハランゴディ+S.エルデン→クリーブランド)


昨季ファイナルでの故障がようやく癒えたばかりのスタメンセンター、パーキンスを放出。
K.ガーネットとR.アレンが加入し、生え抜きのP.ピアースとBig 3 を形成して以来、
「プレイオフではスタメン5人(+R.ロンド、パーキンス)が揃えば、シリーズ無敗」という
ジンクスを自ら屠った形になった。

今季オフに高額での契約延長が確実なパーキンスを引き留めるのが難しいと見るや、
電光石火の早業で手堅いディールにまとめるのはさすがと言えばさすがだが、
優勝を手繰り寄せるための、堅固なディフェンスの最後の1ピースを手放すとは。

おおざっぱな見方をすれば、パーキンスのディフェンスよりも、
オクラホマで第3のスコアラーだった伸びしろのあるグリーンのオフェンスに賭けたか。
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ヘッドコーチのD.リバースも、
「優勝した当時は、J.ポージーがいて、むしろスモールラインナップだった」と話しており、
グリーンをポージーの代役に見立てているような気がする。

とはいえ、ゴールデンステイトとバイアウトで合意した、T.マーフィーとも先日契約。
とりあえず、ディフェンス+リバウンドの強化にも乗り出した。

このあたりは抜け目がないが、今日の試合で貴重な6thマンのG.デービスが負傷。
結局、ボストンの最大の敵は、怪我、ということになりそうだ。


この三件以外にもトレードは山のようにあったのだが、
ここでは割愛。

とにもかくにも、シーズンは、終盤戦。
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by worthy42 | 2011-03-05 22:18 | バスキチ(NBA)

ロサンゼルス・パダライス

今年のオールスターはロサンゼルスで。

やはり地元ロサンゼルスの選手は発奮したようで、
オールスターゲームは、レイカーズのK.ブライアントが37点でMVPに、
前日のスラムダンクコンテストではクリッパーズの期待のルーキー、
B.グリフィンが見事ダンク王に。

さすがはハリウッドの都。華やかですな。

ブライアントなんて、まるでM.ジョーダンのようでした。円熟の極みかな。

ハイライトはこちらをどうぞ。

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チームメイトがサンルーフからボールをトスして、ジャンプしたまま
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空中でボールをつかんで、そのままジャム。新しい。
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by worthy42 | 2011-02-21 23:16 | バスキチ(NBA)

EVERY SECOND COUNTS

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WHAT HURTS MORE,
THE PAIN OF HARD WORK
OR THE PAIN OF REGRET

-BOSTON CELTICS

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by worthy42 | 2011-01-22 00:50 | バスキチ(NBA)