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Forgiveness

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「それに、別に僕は、許してもらうつもりはないよ」保呂草は微笑んだ。
「僕自身だって、僕を許したことはないんだ」


紅子は言う。「人は、自分が許せないときに、悲しくて泣く、そして、
自分が許せたときに、嬉しくて泣くの」

―『四季 秋』(森博嗣)
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by Worthy42 | 2007-11-30 22:41 | 美句妙文礼賛(魅惑の文言集)

The Brand New Me

語学スペシャリストに転身しました。

経験がモノをいう世界なので、
専門学校に通おうかとか、留学しようかとか考えましたが、
希望の分野とは異なるもののトライアルに受かったので
少しでも早くフリーに転向できるように
働いて実績と能力を磨きながら、
進みたい分野の勉強を重ねることにしました。

一朝一夕では力がつかない仕事なので、
もう、やるしかないな、という感じです。

少なくとも、あと3年は大阪です。
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by Worthy42 | 2007-11-26 00:08 | 情熱と怠惰の断片(日記的)

先週の読了帳(11・19~11・25)

先週は読んだ本はなかなかアタリでした。

いろんな方からおススメ頂いていた元外務省情報分析官、佐藤優はやっぱり凄かった。
すぐさま、元NHK外交特派員の手嶋龍一との共著、
『インテリジェンス 武器なき戦争』も購入してしまった。
『自壊する帝国』も年内に買うことになるだろうな。

『青い虚空』(ジェフリー・ディーヴァー)
評価:A+
『ゆりかごで眠れ』(垣根涼介)
評価:A+
『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(佐藤優)
評価:AA

<Now On Reading>
・『四季 春』(森博嗣)
・『インテリジェンス 武器なき戦争』(佐藤優、手嶋龍一)
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by Worthy42 | 2007-11-25 21:17 | 一冊入魂(読書記録)

イングランド狂想曲

イングランド、マクラーレン代表監督を解任 地元メディアは集中砲火

かっかっか。
こうでなくてはね、サッカーの母国は。

ベッカムをスタメンから外し、第2GKをスタメンに抜擢した監督を「ペテン師」と一刀両断し、
選手を「クズ」だとか「黄金の世代というより見せかけの世代」とか切り捨てる
この感覚は過激だがいいね。世論を代弁していて真っ当だ。

もし、日本の五輪代表が出場権を逃していたら、
マスコミはここまで叩けていただろうか?

さて、干された形のベッカムは「何も言うことはない」と潔いコメント。
忸怩たる思いが強いのは、このベテランのはずなのだが。

後任がモーリーニョならまた面白くなるな、大歓迎。
カペッロはイングランドって柄じゃないでしょ。

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サンは「選手を見る目のない盲目のマクラーレンはこのメガネを掛けておくべきだった」と茶化す
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by Worthy42 | 2007-11-23 15:06 | レパバーンの夜に(サッカー)

宿命

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踊ればいい。踊ればいい。
生きとし生ける者はすべて、踊り続ければいい。
やがては等しく死が訪れる。暗い墓穴へと入っていく。
蛆に食われ、地底の深くに沈んでいけばいい。

愛は十倍に、憎悪は百倍にして返せばいい。

―『ゆりかごで眠れ』(垣根涼介)
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by Worthy42 | 2007-11-21 21:58 | 美句妙文礼賛(魅惑の文言集)

書狼書痴書豚

先日の日経夕刊「文学周遊」に、
とある文学者の書物偏愛論が紹介してありました。

ユーモアを込めて曰く、書物偏愛の度合いは、

「書狼」→「書痴」→「書豚」と悪化していくそうです。

最後が「豚」って・・・(笑)。
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by Worthy42 | 2007-11-20 22:16 | 美句妙文礼賛(魅惑の文言集)

さらばスペインの香り

FC東京の原博美監督は今季限りで退団

今季の成績を考えれば妥当かもしれないが、
せっかく呼び戻したのだからもう1年チャンスを与えてほしかった。

隠れヒロミスタとしては残念至極なり。
来期のJリーグの魅力が減ったな。

もう、いっそ、日本代表監督ってのはどうよ?
(迷)解説者としては超一流なんだけどな(笑)。

ちなみにサッカーで思い出したんだけど、
こないだのW杯予選で先発したアルゼンチン代表のFW3人、
テベス(23歳)に、メッシ(20歳)に、アグエロ(19歳)って、どんだけ若いんだよ!

控えにクルスとクレスポとサビオラがいて、
さらにアイマールもダレッサンドロもスタメンに入れない層の厚さって、なんなんだよ!
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by Worthy42 | 2007-11-20 21:49 | レパバーンの夜に(サッカー)

Amazon Addiction

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ここ1週間で3度目のアマゾン・ショッピング。

代引きで買っているものだから、
その都度手数料がかかってもったいない。

でも、一冊が結構してなかなか決心がつかないから
ずるずる別途買いになってしまうのだ。

「カレーは飲み物です」的に「辞書は読み物です」って
言えるくらいには元を取らなければ。

と、言ってるうちに、毎年買ってる本を注文していないことに気付いた。

やれやれ。書店買いだな。
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by Worthy42 | 2007-11-19 23:20 | 一冊入魂(読書記録)

Just in Case

先日深夜、部屋を出て1階に下りると、
ロビーの前に制服警官二人の姿が。

明らかに胡散臭そうな目で一瞥される。

「こんばんは」とだけ挨拶して通りすぎると、後ろから話しかけられる。
なんでも、怪しい人がいると通報があったらしい。

そのとき、ふと、脳裏に浮かんだのは、
ここ2週続けてマンションの入り口で見かけた不審な中年男。

元プロボクサーの渡嘉敷勝男を暗くした感じのその男は、
明らかに周囲を気にしてた様子でそわそわとしていた。

どことなく尋常ではなかったのでマルセイかとも思ったが、
2度目に、いつでも行動を取れるよう重心に気をつけながら正面から目を合わせると、
男は少し慌てたように目を逸らしてロビーに入っていった。

そのことを話すと、
「なんでもいいから何か変なことがあったら連絡して」と言い残して
警官たちは去っていった。

外出先から帰ってくると、ポストにはパトロールカードが。

海外で日常的にもっと危険な地域に住んでいたことはあるが、
住んでいるマンションに不審者ってのはさすがになかったかな?

護身用に何か購入するか、格闘技を習うかな、なんて考えなくもない。

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by Worthy42 | 2007-11-19 20:37 | 情熱と怠惰の断片(日記的)

リスクマネージメント

船場吉兆が営業を自粛 料理でも牛肉産地偽装

この手の不祥事への対応策で、いつも、ほとほと思うことが二つ。

保身に汲々とするあまりに、
どうすれば最もダメージが少なくなるのか、
その発想があまりに貧弱。

もっともすべきは、会見で謝罪し、嘘をつかずに「あらゆる不正」を発表すること。

不祥事が発覚した時点で、マスコミは疑ってかかる。
「会社上層部は関与していなかった」なんて、もはや反語。

マスコミにいたから言うわけではないが、考えてもみてほしい。

全国紙・地元紙からテレビ局(報道・ワイドショー)、そして週刊誌まで、
合計して20~30近くのメディア媒体、50人~100人の調査のプロが
発覚時から疑惑の目を持ってあくせくと動き回る。

会社にはもちろん、役員の自宅や別荘、取引先にまで押しかけ、
質問やフラッシュを浴びせて、執拗なまでに不正の痕跡を嗅ぎ回る。

隠し通せると、どうして思えるのだろう?

一旦は否定し、小出しに謝罪するなんて愚の骨頂。
「まだあるだろう、もうひとつあるだろう」と決め込んで
未見のスクープを握とうする記者をますます奔走させる手助けでしかない。

概して、隠蔽工作をしていたり、特に、会見で嘘をついていたりすると、
「なめやがって」と、メディアは激しい攻勢をかける。
その激しさの分もあって、「え、またか」と世間へ与える印象も最悪だ。

だが、最初に膿を出しさえすれば、いくら探しても出てこない。

全ての不正を把握する時間が足りなかったならば、
早急に調査をしてその都度会見を開き、不正を逐一発表する。

週刊誌はそのうち、人格攻撃に変えるだろうし(それはネタがない証だ)、
まともなメディアでは関連記事も減って、下火になる。

もうひとつは、いかなる組織も一枚岩ではないということだ。

人は誰でも多分、正しく生きたいと思っている。
それが現実では難しいということもわかっている。

そんな中で、自分のしていることが明らかに不正であると世間で糾弾され、
しかも、事実とは異なり、不正の急先鋒として全責任を負うことを強要される。

同じ不正の釜で飯を食っていた仲間の裏切りに遭った人が
どうしてその重みに耐えられるだろうか。
どうして正しいことをしてやり直したいと思わないでいられるだろうか。

不正を働いていた企業は往々にして、
告発やリークに至る人間の良心を過小評価しすぎるきらいがある。


不正が発覚した時点で、否定や謝罪しても、ダメージは絶対に避けられない。
だが、ダメージを最小化することはできる。

その決断はもちろん大変だが、
一部の人間の保身しか念頭にないばかりに、マスコミや従業員を看過して
あまりにお粗末でかえって大打撃を被るような対応しかできない会社が多すぎる。

この手のニュースを耳にするたびに、
「リスクマネージメント」という単語を
知らないのだろうかと思わずにはいられない。
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by Worthy42 | 2007-11-19 00:10 | 踊らない愚者(ニュース感想等)