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W杯雑感2: 屈辱の青

メンバーの大半がアマチュアというニュージーランド(3)にも勝ち点で敗れた前王者、イタリア(2)。
いくら自他ともに認めるスロースターターとはいえ、前半の内容は酷過ぎた。
デンマーク戦の日本なら5-0で圧勝していたに違いない、不甲斐なさ。
しかも、1点を失っても追いつこうという気概さえ見えないあの体たらくでは、応援しようがない。

ピルロが投入された後半10分以降は見違えるように良くなったのだから、
戦術の問題という気がしないでもないが、それ以前にスピリットの面で圧倒的に貧弱だった。

イタリアの今回の低調すぎる内容は、すべからく、「老害」という一語に帰する。監督も選手も含めて。
トッティもネスタもいなかった。ピルロは本調子ではなかったし、ブッフォンは初戦の途中からヘルニアでベンチ。
ガットゥーゾはもはや「闘犬」には程遠かったし、そして主将のカンナバロ―――。
36歳の彼は、もはやカテナチオの主軸ではなく、無様に老いたかつての栄光の残滓でしかなかった。

アズ―リの一時代が終わった、そんな象徴的で衝撃的な一戦だった。
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by worthy42 | 2010-06-26 23:21 | レパバーンの夜に(サッカー)

W杯雑感1

まったく面白みに欠けて退屈極まりなかったカメルーン戦に比べると、
負けたオランダ戦の方がはるかに内容が良かった。

とはいえ、見るに耐えうる試合は後半だけだった。
現実的な選択をして試合に臨んでいるので仕方のないことなのだが、
睡魔に襲われそうだったのも事実。

グループリーグ突破を賭けたデンマーク戦は午前3時半キックオフ。
ただでさえ眠りの女神の前に跪きたくなるテレビ観戦者に、
眠気を吹き飛ばす試合内容(結果)を与えてくれんことを。

これまでのところ目を引くのが以下の3点。

1.強豪国とそうでない国との差がさほど目立たない。

机上の戦力では5-0となってもおかしくない対戦でも最少失点差となることがある。
初戦ならではの難しさはあるにせよ、ほとんどの強豪国が守備を優先して試合に入ったり、
弱小国も組織的に分厚い守備のブロックを形成しているので、
なかなか均衡が破れずに膠着状態の長く続く試合が多いなという印象。
日本が前回大会で1-4で敗れたブラジルに北朝鮮が1-2?

2.アメリカ大陸勢の強かさ。

現時点で、アルゼンチンの2勝0敗を筆頭に、メキシコ、ウルグアイ、パラグアイが1勝1分け、
さらに、ブラジル、チリも初戦勝利で1勝。
米国もグループ最弱とみられるアルジェリア戦を残して(2引き分け)なら悪くない。

特に、メキシコ、ウルグアイ、パラグアイ、チリの4カ国は、ネームバリュー以上に強か。
基本的なスキルがしっかりしている上に、球際に強くて粘り強く、何よりハートが強い。
なかでも、チリは、解説者が脱帽するほどの攻撃志向で、1-0でリードした残り5分でも
隙あらば5人もの選手が前線まで上がって追加点を狙おうという貪欲さ。観ていて楽しい。

3.新ボールの是非

これまですでに50得点が生まれたが、直接FKってのは少ない。
キーパーがコースを読みにくい、ボールを取りにくいというのは確かにあるかもしれないが、
それ以上にキッカーがうまく狙った所にけることが難しい(特に高地)ということもあるのではないか。


ちなみに、優勝第2候補に(しぶしぶ)挙げたカメルーンは、グループリーグ敗退第1号。
我がイタリアは、ピルロに加え、初戦の前半でGK、ブフォンをヘルニアで欠くことに・・・。
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by worthy42 | 2010-06-20 22:58 | レパバーンの夜に(サッカー)

悲嘆と悔恨と希望の緑

こ15年のスポーツ観戦において、わたしがもっとも幸せな勝利に酔いしれたのは、2007-08シーズンのボストン・セルティックスの23年ぶりの優勝だった(ちなみに2位は、2004-05のチャンピオンズリーグ決勝で、0-3から逆転勝利したリバプールの「イスタンブールの奇跡」。この日は私の誕生日だった)。

だが、今日の一戦は、私のスポーツ観戦歴のワーストに匹敵するほど、心に突き刺さる敗戦となった。
未だにハイライトを見ることができない。記事すら読んでいない。あらゆるニュースを遮断している。
この日の試合を振り返ることは二度とない。そう誓えるほど、私の心の傷は深い。

<NBA FINAL Game 7@ロサンゼルス>
ロサンゼルス(4勝3敗) 83 - 79 ボストン (3勝4敗)

レイカーズ、2連覇――

多くは語らない。

ただ、ファイナルと言わず通常のリーグ戦でも(おそらく日本の中高生の試合でも)、
相手のFG%をわずか32%に抑えて試合を落とすチームなど、
この二十余年NBAを観てきた私でさえ、知らない。


勝利の女神は半ば微笑みかけていた。
優勝リングには第2関節まで指を入れていた。


だが、完全な勝ちパターンの試合、それも残り6分というわずかな時間を凌げなかった。
今季でBig 4 解散さえ囁かれる老い先短いベテランチームなだけに、
栄光まであと半歩と迫りながら辿り着けなかったその悲しみは絶望的なまでに深い。


私自身にも拭いきれない後悔がある。

下馬評の低かったカンファレンス・セミファイナルから病的なほどに縁起を担ぎ、
ブログの更新を控えたり、勝利の女神に電話をかけたり、
ボストンの勝ち試合の「儀式」に徹底的に則ったはずなのに、
最後の最後に、最も肝心なことに思い至らなかった。

このブログのタイトルを変更することを。


Back to Back―――俗語で、「2連覇」を意味する。


Winner Takes All。勝者の歴史が塗り替えられないように、敗者は記憶にも記録にも残らない。
そうはいっても、今日の午後のように抜け殻のように日々生きていくわけにはいかない。
そして、スポーツ観戦での喪失感はスポーツ観戦でしか拭い去ることができない。

ということで、私の職業上の特殊(でもない)技能を生かして、あるアクションを起こすことに決めた。

それが私自身の希望を生き長らえさせる唯一の方法のような気がするし、
絶望の淵にいる選手を鼓舞できるような気がする。

結局のところ、選手もファンも、今もっとも試されているのは、「プライド」なのだから。

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by worthy42 | 2010-06-19 00:20 | バスキチ(NBA)

Big Surprise

<H組第1節>
スイス(1勝0敗) 1-0 スペイン(0勝1敗)

手に汗握ったな。やっぱりこういう波乱がないとつまらない。
日本の健闘も霞む大物食い。

ちなみにスペインはここ2年間で26戦25勝1敗。
対スイスでは、ここまで18戦15勝3引き分け。

その久々の敗北が、この土壇場で。

ここ最近のW杯で初戦を落としたチームがグループリーグで敗退する確率は、実に、91%。
優勝候補と騒がれるのなら、ここから盛り返さないといけないのだが、現実は厳しい、か。


スイス代表は前回大会(06年)からこれでW杯5戦連続無失点。
前回大会は決勝トーナメント1回戦でPK戦で敗退し、
大会を通してなんと1点も失わずに敗退するという珍事を起こしてくれた。

ちなみに、このグループでは、チリがかなり強いので、チリが次戦のスイス戦に勝てなければ、
第3節目のスペイン-チリ戦が雌雄を決する一戦となりそう。
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by worthy42 | 2010-06-17 01:13 | レパバーンの夜に(サッカー)

日本 1-0 カメルーン

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試合直後のESPN(米国スポーツ専門局)のトップページの見出しは、「Powered by HONDA」
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by worthy42 | 2010-06-15 01:14 | レパバーンの夜に(サッカー)

NBA FINAL Game 5

<Game 5 @ボストン>
ボストン(3勝2敗) 92-86 ロサンゼルス(2勝3敗)

この4戦、沈黙していたエース、P.ピアースが復調。27得点をあげる。
Big Four の残りの三人全員も、FG%が50%を超える活躍で完勝。

ファイナルで最も重要視される第5戦を制したボストン、2年ぶりの優勝に王手。
第6戦はロサンゼルスで。

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第4戦の救世主2人。ご覧の通り、「シュレック」のパクリです。前日の会見を受けて。・・・似てる。
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ピアース・オン・ザ・ロゴ。グリーン・プライドというところでしょうか。

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by worthy42 | 2010-06-14 22:34 | バスキチ(NBA)

最近の読了帳(05・17~06・12)

この2カ月ほど仕事や課題や検定で尋常ではない忙しさ。
睡眠時間を削りすぎたせいか、眩暈や立ち眩みに襲われる日々だったのだが、
ようやくひと段落。

うまい具合にワールドカップが始まったので、サッカー関連本を乱読している。

4年に一度の世界的な祭典なので日本代表だけを応援するのはもったいない。
個人的には、どんな競技でも一流と言われる選手のレベルの高い試合を見たいので、
日本代表の応援はそこそこにサッカー大国の試合をメインに観戦するつもり。
ということで、最近漁ったサッカー関連本は以下の通り。

・『Sports Graphic Number World Cup 特集号』
・『2010 南アフリカワールドカップ 体感マガジン』
・『考えよ! ―なぜ日本人はリスクを冒さないのか?』(イビチャ・オシム)
・『Sports Graphic Number World Cup Preview 1 and 2』
・『主将論』(宮本恒靖)
・『日本サッカー偏差値52  これじゃ番狂わせも起こらない!』(杉山茂樹)


<最近の読了帳>
・『主将論』(宮本恒靖)
評価:☆☆☆

02、06年のワールドカップに出場した元日本代表キャプテンが唱える主将論。
興味深かったのは、06年W杯で内部分裂したとされる日本代表に関して、
第1章の中で明かされた中田英寿とチーム、そして宮本との関係について。

さらに、第2章の「選手同士のコミュニケーションの取り方」という項で記された、
選手間での確認作業などを繰り返して「不安を取り除く」という表現。

以前読んだ元イタリア代表のファンタジスタ、アレッサンドロ・デルピエロのインタビューで
「偶然や運が介在する余地を減らすために必死で練習するんだ」というような内容を
読んだことを思い出した。

このスポーツならではの神の悪戯ともいうべき不条理に苛まされないようにとの
祈りにも似た共通の気持ち・・・とは大仰な物言いか。


<ただいま読書中>
・『Born to Run, 走るために生まれた』(クリストファー・マクドゥーガル)
・『The ROAD』(Cormac McCarthy)
・『世界犯罪機構 ―世界マフィアのボスを訪ねる』(ミーシャ・グレニー)
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by worthy42 | 2010-06-13 00:29 | 一冊入魂(読書記録)

咆哮

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Glen "Big Baby" Davis の咆哮

分かるなあ、叫びたくなる瞬間。

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by worthy42 | 2010-06-12 16:28 | バスキチ(NBA)

NBA FINAL Game 3 and 4

<Game 3@ボストン>
ボストン・セルティックス(1勝2敗) 84-91 ロサンゼルス・レイカーズ(2勝1敗)

<Game 4@ボストン>
ボストン・セルティックス(2勝2敗) 96-89 ロサンゼルス・レイカーズ(2勝2敗)

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by worthy42 | 2010-06-12 16:24 | バスキチ(NBA)

An elegant killer

NBA1シュートフォームの美しい男、レイ・アレン


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by worthy42 | 2010-06-07 22:00 | バスキチ(NBA)