レアル黄金期のFWモリエンテスが引退
銀河系軍団に変貌を遂げる前、90年代のレアル・マドリッドの
黄金期を牽引したフェルナンド・モリエンテス(34)が引退した。
チャンピオンズ・リーグでの得点は歴代4位だとか。
人が良すぎるくらいのナイスガイで、とても大好きな選手だったので引退は残念至極ではあるのだが、
レアル・マドリッドではもちろん、モナコ、バレンシアで不死鳥の如く蘇ってきた活躍は忘れられない。
チームを追われる度に復活してきたその生き様には何度心を打たれたことか。
同世代の応援していた選手の引退は、やはり、寂しいかな。
今では珍しい、クラシックなセンターフォワードらしいセンターフォワードだった。
リバプールで輝けず「終わった選手」との評を覆したバレンシアでの活躍。ビジャとの相関性も抜群だった。
モリエンテスに率いられたモナコの快進撃は忘れられない。初戦1-3からレアルを破ったのには心底驚いた。
モリエンテスといえば、相棒ラウル。レアルの王様として君臨したラウルも今季からシャルケに。一時代の終わりか。
次いで、モリエンテスといえば、モナコとマルセイユで師弟関係となったデシャンを思い出す。