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トーキング・ブルース男の底力

参院選を今週の日曜日に控え、
各党の党首がテレビに出演して最後のアピールに努めている。

先日は報道ステーションで古館VS安倍を見ていたのだが、
古館の強引な仕切り具合は良くも悪くも見ごたえがあった。

キャスターとしては目に余るほど出しゃばりなところがあり、
「言いたい放題」的な軽薄さも否めないけれども、
ブラウン管の向こうにいる視聴者を意識した「話術」はすばらしい。
さすが”トーキングブルース”をやってのけるだけはある。

あの話術を以ってすれば
大抵の政治家(に限らない)は気圧される。

俗に言うHit and Awayで攻めてくるので
まあフェアではないな(もっと言えば卑怯だな)という気もするが、
昨今の政治家の体たらくと過剰なパフォーマンス至上主義を戒める意味では
詰問口調じみた(ちょっと言いすぎか)の厳しい質問攻めは悪くはない。
(それこそ、パフォーマンス報道でもあるのだけれど)

今日も綿貫と田中康夫を相手に回して
野球で言えばビーンボールまがいの速球を内角に投げ込んでいた。
石原慎太郎に終止ビビリ続けた爆笑問題とは一風違うね。

公明党をヨイショしすぎで創価学会の回し者か?と気になったのだけれど、
いずれにせよ、喋りの達人ぶりにはますます拍車がかかってきた。

筑紫哲也はいないし、NHKの夜ニュースのアナウンサーは役不足だし、
かといってさすがにZeroを見るわけにはいかないし(笑)、
今年の選挙特番は報ステで決まり、かな?
by Worthy42 | 2007-07-23 23:07 | ひとときの残滓(スポーツ)
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