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カルチョの国の危機

ユーロが開幕する前に、死の組の最終戦、
イタリア―フランスというドイツ・ワールドカップ決勝の再戦が
最下位争いの一戦になることを誰が予想しえただろう。

初戦を完敗で落としたイタリアがルーマニアに対して
開始直後からなりふり構わず遮二無二猛攻を仕掛けたのを衝撃を以って受け止めた。

スロースターターのはずの、あのイタリアが、
ワールドカップのフランス戦なんか霞むほどの激しい攻勢。

それでも、バックパスを読まれてみすみす先制点を献上し、
直後に追いついたものの、PKを与えてしまい、
なんとかブッフォンが止めるというヒヤヒヤもののドロー。

審判がイタリアにやや辛く、不運な面もあったが、
あそこまでゴール前をガチガチに固められると、ピルロが生きない。

大好きなデルピエロも冴えない表情と相まって、衰えた印象がしてしまったし、
あそこまで引かれると、持ち味を生かせないペロッタは完全に消えてしまった。

次はルーマニアより個の力が優れているフランス。

90分で絶対に勝たなければいけない一戦とはいえ、
この日のように超攻撃的に仕掛けるのは躊躇われる。

デ・ロッシとアクイアラーニを併用したいとこだけど、
アンリとリベリーのような1人でも局面を打開できる選手を擁するフランスには、
パヌッチとキエッリーニの急増センターバックコンビでは不安。

やはり”守備の鬼”ガットゥーゾの器用はやむなしと思われるが、
点を取らなければ無得点に抑えても藻屑と化す。

要は、リスクの問題だな。
どこまでリスクを背負えるのか、大国を見習いましょ。

ただ、イタリアは基本的に、リアクション型のチームなんだよな。

ま、フランスも同じく勝たなければ先はないので攻勢に出てくるだろうから
イタリアの望むようなリアクション型のスリリングな一戦になると思うのだが。
by Worthy42 | 2008-06-14 11:52 | レパバーンの夜に(サッカー)
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