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Familiar and Unfamiliar

序盤の話題をさらったのはイーストのアトランタ。
昨季ギリギリでプレイオフに滑り込んだチームがまさかの開幕6連勝。
プレイオフでボストン相手にあわや世紀の大波乱を
連想させた頃の勢いのまま、新シーズンも連勝街道をひた走った。

そのアトランタを止めたのは、チャンプ、ボストン。
昨季プレイオフの再戦、試合の大半を終始コントロールされたが、
残り1秒に昨季ファイナルMVP、ピアースのシュートで逆転。
チャンピオンの意地を見せて、アトランタの連勝を止めた。

そのボストンの連勝を7でを止めたのは、
デトロイトからビルアップスを獲得したデンバー。
ビルアップスの加入で安定感と勝負どころでの強かさが加わり、
まるで別のチームに変身。これで加入後は4勝1敗。

リーグの話題を独占したのは開幕7連勝と圧倒的な強さを見せるロサンゼルス。
今季はディフェンスが大幅に改善され、1試合平均失点は89点(リーグ2位)。
バイナムの復帰で、これまでのところボストン並の強力なディフェンスを見せている。

そのロサンゼルスに初めて土をつけたのは、アイバーソンを加えたデトロイト。
アウェイにもかかわらず、終始試合をリードして完勝。
アイバーソンが意外にすんなりと新チームに馴染みつつあって、
やはり今季もチャンピオンコンテンダーの有力チームであることに変わりはない。

序盤のサプライズはニューヨークの復活(?)と、ダラスの凋落。
誰も彼もから見放されたニューヨークが、なんとここまで6勝3敗。
まだまだ先は長いが、新コーチ、ダントーニは救世主となりつつある。

一方、昨季、大ベテランのキッドを獲得するというギャンブルに出たダラスが
5連敗を喫するなど、現在のところ2勝7敗と元気がない。
キッドとの交換で放出した若手のハリスが移籍先で大ブレイク中で、
昨季のトレードは完全に失敗した感が強い。

サンアントニオもここまでよもやの3勝5敗だが、
ジノビリに続き、司令塔のパーカーまで故障で失ったのでやむを得ないか。
が、来月中旬には2人とも復帰する予定なので、その後の大攻勢に期待。

ちなみにSports Illustrated のファイナル予想カードは、ボストンvsサンアントニオ。
そして、優勝チームはサンアントニオ、だそうである。
by worthy42 | 2008-11-16 23:02 | バスキチ(NBA)
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