人気ブログランキング |

NBA 2009-10 Season Preview 5 (Northwest Div.)

<ウェスト/ノースウェスト・ディヴィジョン>
順位予想:
①デンバー・ナゲッツ
②ポートランド・トレイルブレイザーズ
③ユタ・ジャズ
④オクラホマ・サンダー
⑤ミネソタ・ティンバーウルブス

デンバー・ナゲッツAA
「ややスケールダウンも、依然として優勝は視界に。」

上位の予想がもっとも難しいディヴィジョンで首位に推したのは、昨季第大躍進を遂げたデンバー。
カンファレンス・ファイナルではレイカーズ相手に第5戦の最終クォーターまでは全くの五分。
あの12分を制していれば、優勝したのはデンバーだったかも、そう思わせる充実した一年だった。
立役者で司令塔のビルアップスは33歳だがまだまだ健在。エースのカーメロも問題なし。
今季は6thマンだったJ.R.スミスをスタメンに固定、どれだけ昨季の成績を超えられるのかがカギ。
スミスが期待に応えて毎試合20点を取るようだと、ナゲッツの今季は明るい。
一抹の不安は層の薄さ。昨季、ディフェンスを買われてスタメンだったD.ジョーンズが移籍。
さらに、スミスと同様にベンチからの起爆剤だったシューター、A.クレイザもギリシアへと旅立った。
A.カーターとC.アンダーソン以外は頼れない面々ばかりで、2人とて得点力があるわけではない。
7人だけでやりくりして終盤に疲労が蓄積しないか心配だが、地力はあるので
50勝を下回ることはないはず。ただ、それ以上となると、高い数字をあげるのは躊躇われる。
とはいえ、ホームコートアドバンテージを獲得するには55勝は必要ライン。
昨季よりかは若干スケールダウンのメンバーでどこまでやれるか。今季は勝負の一年になる。


ポートランド・トレイルブレイザーズAA
「機は熟しつつある。今季の目標は60勝。しかし、オーデンには偽物の匂いが・・・」

昨季は6年ぶりの50勝到達。スタメンも控えも主力は全員20代と、若くて勢いがあった。
が、久々のプレイオフではその若さがかえって裏目に。ヒューストンに2勝4敗で競り負けた。
それでも、未来は明るい。今季は主力がほとんど残留。そして、ベテランPGのA.ミラーと契約。
唯一物足りなさを感じ、経験値が最も必要だったポジションを補強して、戦力もアップ。
レブロンクラスへのスーパースターへと成長しつつあるB.ロイは、今季25点は欲しいところ。
気がかりは2年前のドラフトで全体1位で指名され、10年に1度の選手と大注目を浴びたG.オデン。
一年間を怪我で棒に振って実質的なルーキーイヤーとなった昨季、平均21分出場で9点7リバウンド。
客観的に判断すれば、出場時間の割にはまずまずの成績なのだが、期待値の高さからすれば、
この程度の数字では許されるはずもなく、ファンやメディアからは辛辣な評価を浴びているとか。
元々ディフェンスに長けた選手という評判なので、オフェンスの方は寛大に見なければと思うのだが、
フットワークとボールハンドリングに難があるように見受けられ、ファウルの数も多いので改善が必要。
今季の成長如何によって、チームの救いとなるか、足を引っ張るかにわかれるだろう。
オードリッジももう一皮むけたい。せめて20点10リバウンド程度の数字を残したい。


ユタ・ジャズAA-
「9-10人は安心して使える層の厚さ。なのに優勝候補に推せない勝負弱さ」

昨季はここ3年でもっとも悪い48勝34敗。前年よりも勝ち星を6つも減らし、
プレイオフでは初戦でレイカーズに完敗。毎試合9-10人はフロアに立たせるほどの層の厚さだが、
いま一つ安定度もなければ爆発力も乏しい。このオフにはエースのC.ブーザーが、
トレードを申し出たとか出ないとか。エースたる自覚の無さがこのFWにはやはり付き纏う。
とはいえ、昨季大ブレイクを遂げ、オフにはFAの人気銘柄だった同じPFのP.ミルサップと再契約。
これでブーザーを安心してトレード要員とすることができる。トレードに出すか否かもまた問題だが。
ユタはいつも中位に甘んじているというイメージがあって、
そんな現状を打破できない何かがあるのは確かなような気がする。今季も50-55勝を挙げて、
プレイオフのカンファレンスセミファイナルであっけなく散りそうな予感がありあり。
ストックトン-マローンの往年の時代にはファイナル進出まで約10年かかったが、
デロン-ミルサップのタンデムも、もしかしたら同じくらいかかるのかも知れない。


オクラホマ・サンダーC+
「リーグでもっとも有望な若手成長株が揃った、期待のヤングボーイズ。」

PGのR.ウェストブルック(20歳)、SGのK.デュラント(21歳)、PFのJ.グリーン(23歳)。
そして、今季のドラフト全体の3位指名で獲得したのは、SGのJ.ハーデン(20歳)。
ハーデンを起用すれば、スタメンの4人が23歳以下。学生チームかと思わせる若さ。
おまけに、CのN.クリスティッチもまだ26歳。これだけ若ければ期待するなという方がどうかしている。
なかでも、オデンとは異なり、本物を証明しているのがオデンに次ぐ2位指名だったデュラント。
2年目で既に平均25点。今季は30点だって取れてしまうのではと思わせるほど得点パターンが豊富。
少なくともコービ(もしかしたらジョーダンも、だが)の20歳の頃よりは格段に熟成された選手だ。
同期のグリーンも16点、昨季ルーキーのウェストブルックも15点と、未来は明るい。
これで、もし、バーデンまでもが「当たり」だったら、フランチャイズ移転後3年目となる来季は、
一気にプレイオフを狙える戦力になる。そのために、今季は昨季から10勝程度増やして、
最低でも33勝程度の戦績を残して、輝かしい来季のために備えたい。
このチームは若いけれど、若いなりの溌剌さとイキのいいプレイが、見ていて微笑ましくも楽しい。


ミネソタ・ディンバーウルブスD
「依然として解けぬ呪縛。今季も来季も、そして再来季もまだまだまだ低迷は続く」

ミネソタの今季はオフのドラフトで5位指名した、スペインの若き至宝、R.ルビオに振られた時点で
決まったようなもので、全く何の進展も見られない一年になる可能性は高い。
KGが去って3年目。22勝、24勝と勝ち星は微増しただけで、今季もそのラインをウロチョロしそう。
選手も監督もとっかえひっかえで、なんの信念も透けてこない。フロントの迷走ぶりが光る。
希望に満ちた将来が待っている選手たちが揃っているわけでもないので、
見ていても楽しいわけでもないし、正直、語るにも楽しくないチームなのである。
ただ、KGと入れ替わりに弱小チームを引っ張っているPFのA.ジェファソンは本物。
ウェストでもダンカン、ガソルに次ぐリーグ屈指のPFではないかと内心思っている。
20点&10リバウンドで一流の証といわれるポジションで、23点、11リバウンドは立派の一言に尽きる。
才能溢れる24歳にこのチームを背負わせるの酷だが、苦難の道はまだまだ続きそう。
来季のルビオの入団に期待したいところ。

AAA:優勝候補。
AA:対抗馬。タイトルコンテンダー。
A:プレイオフ(ほぼ)当確。
B:奇跡が起こればプレイオフ圏内。
C:奇跡が起こってもプレイオフ圏外。
D:奇跡は起こらない。

にほんブログ村 その他スポーツブログ NBAへ にほんブログ村 その他スポーツブログ バスケットボールへ
by worthy42 | 2009-11-01 23:23 | バスキチ(NBA)
<< NBA 2009-10 Sea... NBA 2009-10 Sea... >>