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人の上に立つということ


やつてみせ、言つて聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

―山本五十六
by Worthy42 | 2007-07-24 21:58 | 美句妙文礼賛(魅惑の文言集)

逆境のときにこそ


苦しいこともあるだろう。言い度い(いいたい)こともあるだろう。
不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。
泣き度いこともあるだろう。
これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。

―山本五十六

ちなみに、元関脇寺尾の錣山親方は、
「男」の部分を「人」に置き換えている。
by Worthy42 | 2007-07-24 21:55 | 美句妙文礼賛(魅惑の文言集)

言葉と大地の誘い


今年は久しぶりにたっぷり夏休みを満喫できそうなので
熊本に帰ったり、四国に初上陸したり(バスケットのアジア選手権を見る予定)、
京都や奈良の古都をじっくり歩いたりする予定にしていて、
はやる気持ちを抑えきれずに早くも道中のお供、本と音楽を選んでいる毎日。
(ほんとはドイツに行きたいのだけれど)

最近ハマッているロバート・ハリス曰く、
「旅には旅に相応しい本がある」とはまさに言い得て妙、
やはり旅には旅的要素が散りばめられている本がいい。

ということで、すでに決めているのは
中谷美紀の『インド旅行記(2)南インド編』と『インド旅行記(3)東・西インド編』。
旅行気分になるには旅行記って直球もたまにはいいかな、と。

もうひとつ決めているのは、沢木耕太郎の「キャパ三部作翻訳シリーズ」。
キャパ その青春』、『キャパ その戦い』、『キャパ その死』で、
キャパの歩んだ”人生”を旅人視線で捉えたいってものあるし、
購入してから何年も寝かせたのでそろそろ読み頃かなというのもある。

デヴィッド・ハルバースタムの著作も持って行きたいのだけれど
難解な言い回しに頭を使って休暇気分になれなさそうなのでパス。

一冊詩集でも持っていこうかと本棚を探したら、
『コクトー詩集』ってのがあったので要検討。

最近、興味を持っているポール・アルテのミステリなんてのも惹かれるところだけど、異郷でハードボイルドタッチの作品に触れながら一杯ってのもまた一興かなとも思うし、悩ましいところ。頭の体操に『数独』シリーズを持っていくのも面白いかなと思いついてみたり。

読んでいない本がイヤってほどたまっているのに
なかなか旅行に持っていく本が決まらない。

この矛盾も今なら楽しめる。今なら、ね。
by Worthy42 | 2007-07-24 01:29 | ひとときの残滓(スポーツ)

トーキング・ブルース男の底力

参院選を今週の日曜日に控え、
各党の党首がテレビに出演して最後のアピールに努めている。

先日は報道ステーションで古館VS安倍を見ていたのだが、
古館の強引な仕切り具合は良くも悪くも見ごたえがあった。

キャスターとしては目に余るほど出しゃばりなところがあり、
「言いたい放題」的な軽薄さも否めないけれども、
ブラウン管の向こうにいる視聴者を意識した「話術」はすばらしい。
さすが”トーキングブルース”をやってのけるだけはある。

あの話術を以ってすれば
大抵の政治家(に限らない)は気圧される。

俗に言うHit and Awayで攻めてくるので
まあフェアではないな(もっと言えば卑怯だな)という気もするが、
昨今の政治家の体たらくと過剰なパフォーマンス至上主義を戒める意味では
詰問口調じみた(ちょっと言いすぎか)の厳しい質問攻めは悪くはない。
(それこそ、パフォーマンス報道でもあるのだけれど)

今日も綿貫と田中康夫を相手に回して
野球で言えばビーンボールまがいの速球を内角に投げ込んでいた。
石原慎太郎に終止ビビリ続けた爆笑問題とは一風違うね。

公明党をヨイショしすぎで創価学会の回し者か?と気になったのだけれど、
いずれにせよ、喋りの達人ぶりにはますます拍車がかかってきた。

筑紫哲也はいないし、NHKの夜ニュースのアナウンサーは役不足だし、
かといってさすがにZeroを見るわけにはいかないし(笑)、
今年の選挙特番は報ステで決まり、かな?
by Worthy42 | 2007-07-23 23:07 | ひとときの残滓(スポーツ)

意地を見た夜


アジアカップ準々決勝、日本が1-1の延長戦の末、
PK戦を4-3で制してオーストラリアを下した。

PK戦は運だとよく言われるが、個人的にはそうは思わない。

キーパーはキッカーの足の角度や表情からコース、強弱を読む。
フェイントをかけて選手に無言の圧力をかけることも厭わない。
キーパーとしてのあらゆる技術を総動員して
キッカーの機先を制することを「運」で片付けるわけにはいかない。

キッカーは精神力を試される。
ビッグゲームでPKを蹴るのを嫌がる選手も少なくない。
双肩にかかる大きなプレッシャーに押しつぶされることなく
一挙手一投足を観察するキーパーとの駆け引きに読み勝つのは
一流選手ならではの高等技術にほかならない。

それゆえ、オーストラリアの最初の二人を止め、
前大会での神懸り的な活躍を彷彿とさせた川口の殊勲を
「運」と決め付けて奪い去るのはフェアではない。

また、プレッシャーのかかる一番手と二番手のキッカーを務めた
中村と遠藤も素晴らしかった。

勝利を決定するPKを外した高原はご愛嬌として(ゲームで一点決めたので)、
最後の中澤にはしびれた。

最初のキッカーをPKに絶対的な自信を持つ中村か遠藤というのは読めたが、
最後は高原で締めると思っていたので、
高原が4人目としてエンドに向かったのを見て、
てっきり正確なキックに定評がある阿部が5人目だと思っていたからだ。

だから中澤がエンドに向かっていくのを見た瞬間、意外な気がしたのだが、
よくよく考えればすぐに合点がいった。

意地、なんだろうと思った。

延長後半の終了間際、一人少ないオーストラリアを相手にPK戦に突入することを甘んじて受け入れているかのごとく、横パス回しに終始するチームメイトを尻目に、ディフェンスラインから猛然と駆け上がりフォワードとしてセンタリングを要求したのは中澤だった。

「負けたくない」ではなく、「勝ちたい」―――そんな強い意識がPK戦でも5番目のキッカーとして志願させたのだろう。

ボールがネットに突き刺さった瞬間の歓喜はその当然の対価であり、必然の結果だったのかもしれない―――そんなことを考えると少しだけ胸が熱くなった。

川口にせよ、PK戦のキッカーにせよ、全員が去年のワールドカップ経験組。
(他のメンバーは蹴りたがらなかったのか?という点は気になるにしても)

抱き合って勝利を祝う川口と中澤を中心に広がる輪を見て、
彼らが得たのは勝利だけではない―――オーストラリアに無残に打ち砕かれたプライドも取り戻したのだろうと思った。
by Worthy42 | 2007-07-21 23:03 | レパバーンの夜に(サッカー)

ホタルノヒカリ


いや~最高♪

間違いなく近年にないすばらしいコメディ大作。

テレビドラマでこんなに笑ったことはないってくらいに笑ってます。

なんといっても綾瀬はるかの大袈裟なおバカっぷりが最高にイイ。
仲間由紀恵の次のコメディ女優は彼女に決まりって断言したくなるほど。

『世界の中心で愛を叫ぶ』のわりとシリアスな役しか知らなかったんだけど
”干物女”を演じる今作の方がまさにハマリ役。

ジャージ姿も似合っているし、
変顔や妄想、オーバーリアクション満載のだらしない女っプリには
ほんとに腹を抱えて笑ってしまいます。

よくよく顔を見れば愛くるしいタヌキ顔だから
すっとぼけた表情が面白おかしく映えるんだろうなあ。

おかげで次回作の役選びには苦労するだろうけど
もう1、2作くらいはコメディエンヌぶりを見てみたいぞ。

ついでに言えば、上司なのに同居している部長役の藤木直人も笑わせてくれます。
綾瀬への毒舌と時折見せる”親心”のアンバランスの妙に加え、
綾瀬に負けず劣らずのアホっぷりがストーリーに笑いの拍車を掛けています。

個人的には、広島弁の武田真治も好きだな。

「ラッシャー板前!」など脱力させる台詞回しの連発といい、
ドリフを連想させる効果音や音楽といい、
骨董品のような古めかしさもありつつ、
現代の一部女性像が丹念に描かれていて、
リアルコメディを作ろうという制作陣の気概が伝わってきます。

こんなにクオリティの高いコメディは久々です。
by Worthy42 | 2007-07-18 23:13 | ひとときの残滓(スポーツ)

The Departed

香港映画の傑作を名監督、マーティン・スコセッシがリメイクしたもの。

・・・が、これはどう見てもミスキャスト。

マフィアに潜入する捜査官にレオナルド・ディカプリオが扮しているのだが、これが興ざめもいいトコで、「こんなやつが潜入捜査官するのかよ?」とツッコミたくなるくらい泣き言ばかりで情けない。

ディカプリオは顔の作りのせいもあるけれど、やっぱりこういう裏のある汚れ役は無理があるかな。背中にのしかかる暗澹たる現実を受け止める役柄は向いてない。

一方で、警察に潜入するマフィアの一員役のマット・デイモンは、
「ボーン・アイデンティティ」シリーズで陰のある悩める殺し屋役を演じた経験からか、
特段、何の違和感もなかった。

ジャック・ニコルソンは相変わらずやり過ぎってくらいの怪演ぶりだが、マーク・ウォールバーグはあんまり意味のない(逆に言えばちょっと無理のある)役どころだったな。

などなどツッコミどころは満載なのだが、一番の疑問は、
「ほんとにこの作品でスコセッシはアカデミー監督賞を獲ったの?」

断然、オリジナルを見ることをおススメする。

評価:C
by Worthy42 | 2007-07-09 23:09 | 銀幕に溺れる(映画ノート)

ZODIAC

予告を見て、いつも参考にしている日経の映画評を読んで
これは間違いなくアタリだと思っていたのだが。

実話の映画化、どストライクゾーンのジャンル、好きなロバート・ダウニーJrといい、
ハマる要素はいくつもあったのだが。

なんと上映中2度も寝てしまった・・・。

うーん、キャスティングが拙かったのかなあ。

何より、ジェイク・ギレンホール演じる主人公が連続殺人犯を追い続ける理由が弱い。何が警察も匙を投げた事件へと彼を駆り立てるのか、その論理的な説明が劇中に十分に描かれていない。まして、彼は事件記者でもなんでもないのだ。

正義感からなのか、出世欲なのか、常軌を逸した興味のせいなのか・・・

さらに、何年も追い続けた割には飄々としていて、のめり込み過ぎて酒に溺れ解雇されたロバート・ダウニーJr扮する記者ほど身を窶した風でもない。

真剣みが感じられなかったというのが一番的を得てるかな。

かなり期待しただけに、釈然としなかった。

ZODIAC

評価:B-
by Worthy42 | 2007-07-09 22:45 | 銀幕に溺れる(映画ノート)

90分見続けるのはツライ?


真剣勝負ってのはやっぱいいね。
親善試合とは空気が違う。

おまけに優勝できなかったら
監督は辞任も念頭に置いているということもあって
ピリピリ感はあった。

とはいえ、結果は引き分け。
まあ、あれだけ引いて守られると致し方ない部分もあるが。

だが、サッカーに興味のない人が見ていたら、
おそらく寝るか、チャンネルを変えるだろうな。

サッカーというスポーツの面白さは、
日本代表の試合ではなかなか見出せない。

先代の頃よりかは大分マシになったけれど。
by Worthy42 | 2007-07-09 22:22 | レパバーンの夜に(サッカー)